個人的な注目作品を紹介したり、たまに感想を書いたり

フェイト/エクストラ CCC FoxTail(1) (角川コミックス・エース)フェイト/エクストラ CCC FoxTail(1) (角川コミックス・エース)
たけのこ星人 TYPE-MOON/マーベラス
KADOKAWA / 角川書店 2014-03-26

by G-Tools
 原作『エクストラ』『CCC』未プレイ(正確には『エクストラ』の序盤の序盤ぐらいはプレイしたのだけど、システムが好みに合わなくてそれ以降やってない)。『GO』のCCCイベントで興味を持ったので読んでみたけど、やはり原作をプレイしていた方が楽しめそう。未プレイ読者のために説明シーンもあるけど、そのせいで設定語りが多くてこの巻ではそれほど話が進まず。本格的に話が動き始めるのは次巻以降といった感じ。

白翼のポラリス (講談社ラノベ文庫)白翼のポラリス (講談社ラノベ文庫)
阿部 藍樹 やすも
講談社 2017-03-31

by G-Tools

どこまでも続く空と海。はるか昔に陸地のほとんどを失った蒼き世界、ノア。人々は、いくつかの巨大な船に都市国家を作り、わずかな資源を争って暮らしていた。飛行機乗りの少年・シエルは、そんな“船国”を行き来し、荷物を運ぶ“スワロー”。愛機は父の遺した白い水上機“ポラリス”。空を飛ぶことにしか生きる意味を見出せず、他人との関わりに息苦しさを感じていた彼は、ある日無人島に流れ着いた少女・ステラを助ける。素性も目的も、何も語らない彼女の依頼で、シエルはステラを乗せて飛び立つことに。その先には、世界の危機と巨大な陰謀が待ち受けていた――。紺碧を裂いて白翼が駆ける。あの空みたいに美しい、戦闘機ファンタジー。
 まあまあかな。最初は空と海に包まれた舞台描写がきれいで空を飛ぶ場面も爽快感と迫力があってとてもいい雰囲気に感じられたのだけど、主人公とヒロインが子どもっぽいところがあって、その成長を描いているのはわかるのだけど、考えの甘いきれいごとが多かったり、またそのきれいごとがまかり通ってしまうご都合主義的に感じられる部分が後半では目立って気になった。これ一冊では消化し切れていない設定があったのも気になるところ。《佳作》受賞なのも納得といった感じ。

その女アレックス (文春文庫)その女アレックス (文春文庫)
ピエール ルメートル 橘 明美
文藝春秋 2014-09-02

by G-Tools
 微妙。そんなに評判になるほどたいそうな作品かな? というのが率直な印象。評判がいいので期待し過ぎたというよくあるパターンかね。できれば裏のあらすじすら読まず、表紙を見て、冒頭の数行を読んで気に入ったので読んでみたというのが一番幸せにこの作品を楽しめる形なのだろうな。翻訳は普段海外作家の作品を読まない自分でも読みやすく感じられて良かった。

ようこそ実力至上主義の教室へ 1 (コミックアライブ)ようこそ実力至上主義の教室へ 1 (コミックアライブ)
一乃 ゆゆ 衣笠彰梧
KADOKAWA / メディアファクトリー 2016-09-23

by G-Tools
 原作未読。導入が退屈。登場人物のキャラの立て方もあまり魅力が感じられず。後半になって多少話が動き始めたので少しは続きに期待が持てたけど、この一巻の内容だけでいうならいまいちだった。

すこしふしぎな小松さん (ヤングアニマルコミックス)すこしふしぎな小松さん (ヤングアニマルコミックス)
大井昌和
白泉社 2017-05-19

by G-Tools
 微妙。あれこれ作品名や作者名は挙げられているけどそれほど深く紹介されていなくて、思ったほどこの作品読んでみたい欲が刺激されなかった。

ネット小説家になろうクロニクル 1 立志編 (星海社FICTIONS)ネット小説家になろうクロニクル 1 立志編 (星海社FICTIONS)
津田 彷徨 フライ
講談社 2016-09-16

by G-Tools

 試合中に大怪我を負い、失意の底にあったサッカー少年・黒木昴はネット小説投稿サイト〈Become the Novelist〉――通称〈ベコノバ〉と出会い、その世界にのめり込んでいく……。やがて数多の投稿作をむさぼり読んだ昴の目には、ふたたび火が灯っていた――僕は、僕の理想の小説を作り上げ、プロの小説家になる!!
 友人であり、編集者役を務める良き理解者・夏目優弥と、隠れて漫画家を目指す美少女・音原由那も仲間に加わり、未来への照準は定まった!
 創作を志す仲間とともに小説ランキングを駆け上がり、商業デビューを目指せ――!

 読めばネット小説の世界がわかる!
 小説が書きたくなる!!
 微妙。「~ね」「~さ」という語尾が多い登場人物たちの口調が気取ったものに感じられて好みに合わなかった。それとサッカー一筋でろくに小説を読んだことなかった主人公が小説を書こうと決意して書き始めたら、多少アドバイスをもらったにせよ、当たり前のように書くことができて完結までもっていけるというのはどうなんだという気が。もっと作品作りで四苦八苦してほしかった。まあこの作品は「ネット小説投稿サイト攻略」が主題であって「小説の書き方」は主題でないということなのだろうけど。

ヴィジランテ 1 ―僕のヒーローアカデミアILLEGALS― (ジャンプコミックス)ヴィジランテ 1 ―僕のヒーローアカデミアILLEGALS― (ジャンプコミックス)
別天 荒人 古橋 秀之
集英社 2017-04-04

by G-Tools
 本編の方を読んでいるとわかる通りヒーロー活動をするにも資格がいるわけだが、こちらは資格なしに勝手にヒーロー活動をする話。本編のデクたちの苦労や努力を考えるとこちらは考えが甘いよねと思わないでもないがなんだかんだで面白かった。敵が異形化・巨大化する相手ばかりなのがちょっとワンパターンな印象だがこれぐらいの方がシンプルに楽しめていいか。続きも楽しみ。

僕のヒーローアカデミア 14 (ジャンプコミックス)僕のヒーローアカデミア 14 (ジャンプコミックス)
堀越 耕平
集英社 2017-06-02

by G-Tools
 インターン編開始。「僕の長いインターン活動が始まった」ということはインターン編は長くなるのだろうか。でもそうなると学園もの設定の意味が薄れたり他のキャラの出番が少なくなってしまいそう。ミリオ先輩は重要な立ち位置のキャラのわりにはえらく面白いデザインの顔だな。ビッグ3の他2人はどんな“個性”の持ち主なんだろう。

兼業作家、八乙女累は充実している (メディアワークス文庫)兼業作家、八乙女累は充実している (メディアワークス文庫)
夏海 公司
KADOKAWA 2017-05-25

by G-Tools

 突然の婚約破棄に昇進取り消し。完璧な人生を送っていたはずの大手通信会社営業職、八乙女累は人生のどん底に沈んでいた。そんな彼女に、小説新人賞受賞の吉報が!
 夢の作家生活がスタート!? と思いきや、待ち受けていたのはイケメン鬼編集の手厳しいダメ出しに山積みの本業タスク、そして容赦なく迫り来る締切だった! 覆面ベストセラー作家、索太郎の助言ももらいながら、どうにかOLと作家業の両立を目指す累だったが!? 兼業作家の泣き笑いを描く業界お仕事小説!
 さすが『なれる!SE』の作者のあらたなお仕事小説、それも職業・作家ものだけあって面白かった。最近はこの手の作家ものはめずらしくないけど、この作品の最大の特徴は「兼業作家もの」であること。わかっていたつもりだけど兼業作家ってマジ大変そうだわ。そりゃ本業だけでもぶっ倒れそうなほど忙しいのにこんな作家としての作業のあれこれもやることになったら大変どころの騒ぎじゃないよな。世の中の兼業作家さんはよく時間を捻出できるもんだ。今回はデビュー作を出すのにこぎつけたところまでで本格的な兼業生活はまだこれからなので続編もあってほしい。

火ノ丸相撲 15 (ジャンプコミックス)火ノ丸相撲 15 (ジャンプコミックス)
川田
集英社 2017-06-02

by G-Tools
 悪くはないのだけどやたらと仲間の思いがどうたらみんなの力がかんたらという描写が多くてちょっとげんなり。そりゃ外面の勝負の様子だけじゃなく内面の描写も入れて盛り上げなければいけないのはわかるけど、その内面描写が多過ぎると押しつけがましく感じられて鼻につくというか。この流れからしてあと2~3巻で完結かな。もっと咲の掘り下げエピソードとかも見てみたかった。