ガーディアン・プリンセス

ここでは、「ガーディアン・プリンセス」 に関する記事を紹介しています。

4086010275ガーディアン・プリンセス (コバルト文庫)
花衣 沙久羅 (著)
集英社 2007-06

by G-Tools

19世紀初頭ロンドン、摂政時代(リージェンシー)。侯爵令嬢ヴィヴィアン・ブラックフォードの持つ裏の顔、それは「守護王女(ガーディアン・プリンセス)」。闇に紛れて弱きを助ける仕事。ある日、「仕事」中にロンドンでも悪名高い大怪盗「男爵(バロン)」に唇を奪われて。危うく心を許しそうになるが「人魚のペンダント」をめぐって真っ向対決することになり!? 超ロマンティック&スリリング! 危険な恋愛遊戯の火ぶたが切って落とされる!
 薄々そうなんじゃないかとは思っていたけど、思った以上に好みに合わなかった。

 まず第一に不審者に出会っていきなりキスされて恋に落ちる主人公が全然理解できない。後半、主人公は別の男に迫られて危ない目にあうわけだけど、基本的にはその別の男といきなりキスしてきた男のやっていることは同じなのに、片方はゲスな男の行動で、片方は恋する男の情熱的な行動という扱いって……と白けてしょうがなかった。作中ではやたらと主人公のことが持ち上げられているわりには、典型的な男に助けてもらってばかりのお姫様タイプだったのもがっかりだったなあ。

 また、侯爵令嬢という立場のくせに家のことの大半は優秀な執事に任せっきりで(多少は家の仕事も行っているようだが)義賊活動にばかり力を入れているというのもいかがなものかと。困っている女性の力になるのはそりゃあけっこうなことだろうけど、もうちょっと地に足をつけて自分の身の回りのことをちゃんとしろよと言いたくなる。ましてその義賊としての活動の描写が足りないので、食うに困らないお嬢さまの偽善的道楽活動にしか見えないというか。

コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://lowo.blog22.fc2.com/tb.php/924-26906f06
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック