その可能性はすでに考えた

ここでは、「その可能性はすでに考えた」 に関する記事を紹介しています。

その可能性はすでに考えた (講談社ノベルス)その可能性はすでに考えた (講談社ノベルス)
井上 真偽
講談社 2015-09-10

by G-Tools

かつて、カルト宗教団体が首を斬り落とす集団自殺を行った。
その十数年後、唯一の生き残りの少女は事件の謎を解くために、
青髪の探偵・上笠丞と相棒のフーリンのもとを訪れる。
彼女の中に眠る、不可思議な記憶。
それは、ともに暮らした少年が首を斬り落とされながらも、
少女の命を守るため、彼女を抱きかかえ運んだ、というものだった。
首なし聖人の伝説を彷彿とさせる、その奇蹟の正体とは……!?
探偵は、奇蹟がこの世に存在することを証明するため、
すべてのトリックが不成立であることを立証する!!
 いまいち。奇蹟を証明するためにどんなトンデモな可能性の仮説も不成立であることを立証するという作品だけど、その仮説があまりにバカバカしく思えて読んでいてどんどん興味が薄れてしまった。仮説を披露している当人もトンデモ理論だと自覚しているし、それが許されるルールの勝負といわれればその通りだけど、物語としては読んでいて面白く感じられないのは問題かと。しかもその仮説披露のパートが長いので読んでいてだれるし。こんな面倒くさい条件の頭脳勝負描写を成立させる作者の技量はすごいと思うけどね。

コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://lowo.blog22.fc2.com/tb.php/4832-91256c65
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック