血翼王亡命譚 (1) ―祈刀のアルナ―

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血翼王亡命譚 (1) ―祈刀のアルナ― (電撃文庫)血翼王亡命譚 (1) ―祈刀のアルナ― (電撃文庫)
新八角 吟
KADOKAWA/アスキー・メディアワークス 2016-03-10

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〔私は駄目な王女だからね。自分のために命を使いたいの〕
 耀天祭の終わり、赤燕の国の第一王女が失踪した――。
 だが、それは嘘だと俺は知っている。
 太陽を祀る五日間、彼女は王族の在り方に抗い、その想いを尽くしただけ……。
 突如国を追われた王女アルナリス、刀を振るうしか能のない幼馴染みの護衛ユウファ、猫の血を秘めた放浪娘イルナに人語を解する燕のスゥと軍犬のベオル。
 森と獣に彩られた「赤燕の国」を、奇妙な顔ぶれで旅することになった一行。予期せぬ策謀と逃走の果て、国を揺るがす真実を目にした時、彼らが胸に宿した祈りとは――。これは歴史の影に消えた、儚き恋の亡命譚。
 第22回電撃小説大賞〈銀賞〉受賞作!
 すでに二巻目が出ているのでどういう結末になるのかある程度予想できていたのだけど、それでもなかなか衝撃的な結末だった。なんとままならない……。また独自の世界観に非常に力の入った作品だった。言血、燕舞、蛇、猫、翼。とってつけたような不自然な部分がなく、一冊まるまる通してこの世界観が貫かれているのがお見事。とりあえずこの一作目はこういう結末を迎えたわけだけど、シリーズとしてはまだ続いているようで、シリーズとして向かう先がどうなるのか気になる。

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