おれは非情勤

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おれは非情勤 (集英社文庫)おれは非情勤 (集英社文庫)
東野 圭吾
集英社 2003-05

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ミステリ作家をめざす「おれ」は、小学校の非常勤講師。下町の学校に赴任して2日目、体育館で女性教諭の死体が発見された。傍らには謎のダイイングメッセージが! 一方、受け持ちのクラスにはいじめの気配がある……。盗難、自殺、脅迫、はては毒殺未遂(?!)まで、行く先々の学校で起こる怪事件。見事な推理を展開するクールな非常勤講師の活躍を描く異色ミステリ。他にジュブナイルの短篇2篇を収録。
 さくさくと気軽に読めるライトタッチのミステリなんだけど日常の謎系と違って無造作に殺人、賭博、自殺といったわりと重大な事件が出てきてびっくりする。最近は日常の謎系が増えたのでこういうタイプの作品を読むのはひさびさ。で、そんなふうに気軽に読めるのはいいのだけど、反面、これといった深みもない作品だった。学校を舞台にしたからこその問題もさほど深く掘り下げられていないしなあ。子どもの視点から語られているからか、巻末の別作品二編の方がよりジュブナイル・ミステリらしい印象だった。

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