たま高社交ダンス部へようこそ

ここでは、「たま高社交ダンス部へようこそ」 に関する記事を紹介しています。

たま高社交ダンス部へようこそ (角川スニーカー文庫)たま高社交ダンス部へようこそ (角川スニーカー文庫)
三萩 せんや 伍長
KADOKAWA/角川書店 2015-07-31

by G-Tools

食べ物に釣られ思いがけず「社交ダンス部」に入部してしまった雪也だったが、個性的な3人の女子部員のおかげで、だんだんと社交ダンスの楽しさにのめりこんでいく――! そんな矢先、部活の統廃合を賭け競技会に出ることになった雪也は、部内で唯一苦手なクールビューティー・璃子と組み、競技ダンス部と対決することになってしまい……!? 読めば心が踊りだす! ダンス×ラブコメの青春グラフィティ開幕!!
 思ったほど社交ダンスについて詳しく触れられていなくて微妙だった。大ざっぱな概要を語っただけで練習風景については描写されず、終盤の特訓方法と称して提示されたのは本を読むこと。なんじゃそりゃ。

 各キャラの掘り下げも浅い気が。主人公は三日坊主な性分で何事も長続きしないと強調されていたわりには、たいした動機付けもなく社交ダンスにハマるというのはどうなんだ。そりゃたまたま偶然バッチリ自分の好みに合うものに出会うことだってあるだろうけど、そこは物語なんだからもっとドラマ性がほしかった。

 終盤の展開が競技大会でいい成績出せば万事解決ってのも納得できなかった。対立する競技ダンス部との違いは「みんなが楽しんでやれること」なのに結局成績の優劣で問題解決かよと。

 最後に踊っているときの描写。どうも主人公は他のペアとぶつからない方向に行きたいとか、思うようにステップが踏めて楽しいとか自分のことばかりで、ろくにパートナーである璃子のことを考えていない印象ですっきりしなかった。作中では一体感が感じられると描写されていたけど、もっと相手のことを意識して理解しないとそういう境地にはたどり着けないのでは。

コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://lowo.blog22.fc2.com/tb.php/4130-628927a1
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック