レターズ/ヴァニシング 書き忘れられた存在

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レターズ/ヴァニシング 書き忘れられた存在 (電撃文庫)レターズ/ヴァニシング 書き忘れられた存在 (電撃文庫)
旭 蓑雄 おぐち
KADOKAWA/アスキー・メディアワークス 2014-09-10

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 この世の物質はすべて、一つの体系で記された文字「世界言語」によって記されている。
 人間を構成する“文字”を操作し、肉体の形を直接歪める能力を持つ被検体の少女鵬珠。“文字”の可視化を封印するメタグラムが解除された瞬間、彼女は無邪気で残酷な殺人鬼へと変貌した。
 鵬珠は世界言語研究の第一人者である阿万野教授を殺害し、“法務官”の指令に従って収容所を脱出するが……。
「沈黙の文字」を祖父に託されたという少年・虎風、神から文字で書き忘れられた女・ナノカ、そして異端の言語使用者・鵬珠。彼らの宿命は混ざり合い、やがて世界は書き換えられる――。
 まあまあ。悪くはないけどすごく満足感があったかと言えばそんなことはなく、続きがあっても特に読みたいとは思わない。そんな感じ。異能バトル、サスペンス、ホラー、SF、哲学といった様々な要素がある作品なのだけど、そのせいで何をもって読者を楽しませようとしているのかよくわからない印象。一番力が入っているのは「世界言語」の設定でそれにもとづく世界観や物語はよくできているのだけど娯楽性が薄い。ライトノベルとして出すなら、もっとキャラの魅力なり、会話なり、バトルなりに力を入れた方が良かったのではないかと。どちらかというと角川ホラー文庫あたりから出ていそうな作風だと思った。

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