妖怪探偵・百目 1: 朱塗の街

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妖怪探偵・百目 1: 朱塗の街 (光文社文庫)妖怪探偵・百目 1: 朱塗の街 (光文社文庫)
上田 早夕里
光文社 2014-07-10

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絶世の美女にして全身に百の眼を持つ妖怪・百目。彼女の探偵事務所は、妖怪と人間が共存する〈真朱の街〉にある。請け負う事件は、すべて妖怪がらみ。依頼人は、報酬を自分の寿命で払うのが決まりだ。助手の相良邦雄は、時々百目に寿命を吸われつつ、事件解決にこき使われる日々を送るのだが……。数多のもののけたちが跳梁跋扈する、妖怪ハードボイルド第一弾!
 探偵とタイトルにはついているけど凝ったトリックの謎解きがあるわけでもなければそれほど深い人間ドラマがあるわけでもなくあくまで事件解決ものといった程度。妖怪要素も今のところ出てきた妖怪はメジャーどころが多くて妖怪に関する濃いうんちくが楽しめるわけでもありませんな。妖怪要素も探偵要素もどちらも非常にライト。なのであまり濃い内容を期待すると拍子抜けするかもしれないけど、個人的には気軽に楽しめて良かった。科学技術が現代よりも進んでいてやや未来的な世界観なのはいかもSF作家のこの作者らしい感じ。

 一話目は短編で発表された内容のおさらい、二話目は日常ものみたいな印象で少々もの足りなかったけど、三話目はちょっとした人間ドラマが、四話目は妖怪と意外な相手の組み合わせが、五話目はシリーズの中心となるであろう人物の描写が面白かった。登場人物の中では忌島刑事がお気に入り。

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