シオンの血族1 魔王ミコトと千の花嫁

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シオンの血族 1 魔王ミコトと千の花嫁 (一迅社文庫 す 1-5)シオンの血族 1 魔王ミコトと千の花嫁 (一迅社文庫 す 1-5)
杉井 光 (著)
一迅社 2010-03-20

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AD2016、長く続く世界戦乱の渦中の、帝都東京。
皇統を異形の敵から護る吸血鬼の家系“シオンの血族”が、そこで密かに息づいていた。
その若き女当主、紫苑寺有葉のもとに、ある夜、ひとつの棺が運ばれる。
かつて魔力の暴走を抑えるために封印された、有葉の弟、紫苑寺ミコト。
封を解かれ、よみがえったその少年は――
「敵はみんなぶっ殺して女はみんな僕のものにするッ」
「ハーレムつくって、子供も一億人くらいつくって、地球上を紫苑寺の血族でいっぱいにするんだッ」
――凶暴、好色、残忍、色々やりすぎな魔王へと育っていた!
超絶テンションで展開する“真性”ハーレム伝奇アクション、開幕。
 あたらしいシリーズということで楽しみにしていたが期待外れだった。

 シリアスとギャグのバランスが悪い。前作『さくらファミリア!』はギャグ重視の作品ということで多少アホっぽい描写もありだと受け入れられたが、今回はシリアスかと思えばバカな言動の登場人物などが出てくるので、そのへんのアンバランスさが気になった。

 敵も小者臭い連中ばかりで、いかにも倒されるためのザコキャラといった印象だったのが興ざめ。まだ一巻目とはいえ、もう少し敵にも重みが感じられないと作品全体が薄っぺらで底が浅く思えてしまう。

 サービスシーンがけっこう多めだけど、昨今の過激な描写が多い作品の中ではぬる過ぎて中途半端な印象だったのも残念。やるならもっと徹底的にやった方がいいのではないかと。

 今まではなんだかんだで最後に主人公の創意工夫で一発逆転という形式だったのに、今回は単なる力押しばかりというのもストーリー展開が単純過ぎるように思えてしまってがっかりだった。

 良かった点としては今までとは違ったタイプの主人公に挑戦していることと(あまり成功しているようには思えなかったが)、イラストぐらいか。

 いろいろメディアミックス展開が考えられているシリーズのようだけど、あまり続きを読みたいとは思えないなぁ。

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