偽りのドラグーン II

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偽りのドラグーン 2 (電撃文庫 み 6-25)偽りのドラグーン 2 (電撃文庫 み 6-25)
三上 延 (著)
アスキー・メディアワークス 2009-11-10

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実はクリスがスパイだった!? 揺るがぬ証拠にジャンは──

 生徒会長アダマスとの試合に勝ち、一躍時の人となったジャン。だが、持ち前の負けん気が災いし、大きな失態を犯してしまう。ジャンは再び厄介者として、立場が危うくなってしまうのだった。
 危難は続く。学院島にスパイが潜入している──。その噂が本物となったとき、ティアナが狙撃される。犯人はあろうことか、クリスだった。クリスこそスパイだと決めつけるアダマスに反発するジャン。クリスの無実を信じ、本物のスパイの捜索を始めるのだが……。全ての謎が明らかになった時、騎士学院に大きな危機が迫る!
 前巻ではヒロイン的ポジションのはずのティアナが何を考えているのかよくわからなくて印象がぼやけていたけど、今回はティアナ当番回といった感じ。一緒にいて、時にはぶつかり合ったりしながらも、互いに向き合おうとする二人が実に微笑ましかった。

(以下ネタばれ)














(ネタバレ開始)

 思ったよりも早く戦争が始まったな。もうしばらくは学園編が続くのかと思っていたが。

 アダマスがクリスのことを意識するような様子を見せ始めたのが気になるところ。クリスさん逃げてー。

『黒の鉄姫』とはなんだかんだで敵味方を超えての恋愛展開もあり得るのではないかと思っていたのだけど、容赦なく皆殺しを宣言するあの性格じゃあ難しそうかな。

 ティアナがなぜ戦争に行くのかを嫌がっていたか、そしてそんなティアナと契約を結ぶこと、本格的な敵国の侵攻開始、旧敵『黒の鉄姫』との対決、実は生きていて敵になっていた兄のヴィクトル……とまあ、いろいろな重大展開があった巻だったわりには、それほど盛り上がらなかったなという印象。決してつまらないわけではなく面白かったのだけど、こういった展開ならもっと盛り上がっても良かったんじゃないかなと思うわけで。どれも事の大きさのわりにはあっさり通り過ぎてしまったような。特にヴィクトルの件に関してはよくあるパターンとはいえ、もうちょっともったいつけても良かったのではないかと。

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