個人的な注目作品を紹介したり、たまに感想を書いたり

つぐもも : 5 (アクションコミックス)つぐもも : 5 (アクションコミックス)
浜田よしかづ
双葉社 2010-11-12

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 すなお戦は今まで以上にバトルに見ごたえがあって良かった。しかしすなおとの決着の後にモテモテフレグランス収録というのはなんだか違和感があるな。単なるコミックス収録の都合なんだろうけど。黒曜さんは人間じゃなかったのね。みさごさんはたしかに初期のころからなんとなく見覚えのあるキャラなのでもっと出番が増えてほしい。

つぐもも : 4 (アクションコミックス)つぐもも : 4 (アクションコミックス)
浜田よしかづ
双葉社 2010-05-12

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 表紙からわかる通りすなお登場。あとがきによるとパイロット版からすでに登場していたキャラだそうで、そんなルーツの古いキャラだったのか。しかし初登場時の印象が悪くていまいち好きじゃないんだよなあ。今後の展開で持ち直してくれればいいけど。巻末にはコミックハイ!出張版が収録されているけど、この出張版の内容じゃあ本編がどんな作品かわからないのでは。いや、ある意味本編の重要な部分を切り取った出張版だと思うけどさ。

ラノベのプロ!2 初週実売1100部の打ち切り作家 (ファンタジア文庫)ラノベのプロ!2 初週実売1100部の打ち切り作家 (ファンタジア文庫)
望 公太 しらび
KADOKAWA 2017-06-20

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 面白かった。前回のラストのアレの影響で一気にラブコメとしてニヤニヤ度が増しつつ、今回のテーマは『打ち切り』ということでライトノベル作家ものとして重いネタも扱っていて、どちらの要素もとても読みごたえがあった。そして今回のラストのアレからすると続きはありそうに思えるけど、この作品はどうなるだろう。個人的には続いてほしい。

ひなこのーと 1 (MFC キューンシリーズ)ひなこのーと 1 (MFC キューンシリーズ)
三月
KADOKAWA / メディアファクトリー 2015-09-27

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 かかしになってしまうほど極度のあがり症のわりには成長が早過ぎませんかという気もするが、あまり細かいことにこだわらなければ女の子は可愛いし、けっこうえっちぃ描写もあるし、ほんのり友情&成長要素もあるしでなかなか楽しめた。続きも読んでみるつもり。

つぐもも : 3 (アクションコミックス)つぐもも : 3 (アクションコミックス)
浜田よしかづ
双葉社 2009-10-10

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 アニメで見たときも感じたことだけど、手紙の話は過去の真相が皮肉できつい。しかしそんな余韻を木っ端微塵にするおまけ漫画のできもの誕生譚よ。

冴えない彼女の育てかた Girls Side3 (ファンタジア文庫)冴えない彼女の育てかた Girls Side3 (ファンタジア文庫)
丸戸 史明 深崎 暮人
KADOKAWA 2017-06-20

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 GS第3弾、またの名を本編12巻裏サイド編といった感じ。しかし後半の合宿の女子会的なノリはいかにもガールズサイドというタイトルにふさわしい雰囲気だった。全体的にはいかにも「ああ、終わりが目前なんだな……」という印象。主人公ががんばって事態を動かすのではなく、仲間の少女たちが互いに関わり合って事態を動かしてしまうのがギャルゲーとの大きな違いか。このシリーズは今までなぜ恵が倫也に惹かれることになったのかずっと疑問だったのだけど、今回語られた内容からするとなんとなくフィーリングが合った以上のものは無いということかね。

項羽と劉邦〈下〉 (新潮文庫)項羽と劉邦〈下〉 (新潮文庫)
司馬 遼太郎
新潮社 1984-09-27

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 最終巻。もうちょっと先まで読みたかった気もするが『項羽と劉邦』という題を考えればここで終わるのがもっともか。この最終巻の中で何人かの登場人物のその後にも触れられているしな。項羽は終盤近くまで優勢でこれでなぜ負けることになったのか首をひねりたくなる。周囲の人材を(身内以外は)大切にしなかったとか、補給を重視しなかったとか、いろいろもっともらしい要素があるのもわかるけど、そのことを踏まえてもあとほんのちょっと天秤の傾きが違えば天下を治めたのは項羽だったろうに。もっとも項羽が天下をとってもその治世はあまり長続きしなかっただろうけど、それを言えば劉邦の漢だってこの直後にもいろいろごたごたがあるわけだしなあ。

鬼滅の刃 3 (ジャンプコミックス)鬼滅の刃 3 (ジャンプコミックス)
吾峠 呼世晴
集英社 2016-10-04

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 ようやく他の剣士も出てきて一気にギャグ的な描写が増えた(笑) しかしなんというか普通に戦っているだけで思ったほど盛り上がらないな。一巻の方が内容は地味だけどもっと引き込まれるような魅力があった気がする。

虚構推理(6) (講談社コミックス月刊マガジン)虚構推理(6) (講談社コミックス月刊マガジン)
片瀬 茶柴 城平 京
講談社 2017-06-16

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 鋼人七瀬編完結。そして漫画版一巻を読んだときから期待していた通り続編もあるようで何より。しかしこの七瀬編の終わり方からして紗希さんの出番はもうないのかね。だとすると次の一般人枠はどんな人物が出てくるのだろう。虚構推理も一発ネタみたいなものに思えるけど続きでも上手く成立させられるのかね。何にせよ続きも楽しみ。

デンデラ (新潮文庫)デンデラ (新潮文庫)
佐藤 友哉
新潮社 2011-04-26

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斎藤カユは見知らぬ場所で目醒めた。姥捨ての風習に従い、雪深い『お山』から極楽浄土へ旅立つつもりだったのだが。そこはデンデラ。『村』に棄てられた五十人以上の女により、三十年の歳月をかけて秘かに作りあげられた共同体だった。やがて老婆たちは、猛り狂った巨大な雌羆との対決を迫られる――。生と死が絡み合い、螺旋を描く。あなたが未だ見たことのないアナザーワールド。
 老婆たちが羆と戦う作品ということでてっきり大真面目に馬鹿な展開を描くシュールなアクションコメディ的作風なのかと思ったら、当たり前のように暮らしは貧しくて厳しいわ、人間関係はドロドロしてていがみ合い対立するわで想像していたのとはだいぶ違う作風だった。また主人公のカユが、文句をたれ、キレイごとを口にするわりには、代案を示さず周囲に流されるだけといった感じでいまいち好感が持ちづらかった。しかしそんなだからこそ、様々な考え方があって、生死の迫力があって、読みごたえがあった。最終的な満足度は並。自分の好みの作風ではないが力作ではあったと思うといったところ。

月とライカと吸血姫 (ガガガ文庫)月とライカと吸血姫 (ガガガ文庫)
牧野圭祐 かれい
小学館 2016-12-25

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 微妙。宇宙を目指す訓練生の青春ものとしては訓練の描写が淡々としているし、ボーイ・ミーツ・ガールものとしては特に大きな衝突もなく少しずつ距離を縮めていつの間にか互いが互いの大切な存在になっているという流れで、これはこれで悪くないもののいまいち盛り上がりに欠ける印象だった。あと吸血鬼というファンタジー要素がいまいちいかされていない気が。ヒロインが吸血鬼だからこそ作中のような状況が成り立つというのはわかるけど、ちょっと変わった体質の人間ぐらいの扱いでしかないのがもの足りなかった。

レイリ 1 (少年チャンピオン・コミックス エクストラ)レイリ 1 (少年チャンピオン・コミックス エクストラ)
室井大資 岩明均
秋田書店 2016-11-08

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 原作者あとがきによると何か描きたい「出来事」があるらしいけど、この一巻ではまだ主人公の過去を描いただけなのでどういう方向に進むのかよくわからん。

グレイプニル(1) (ヤングマガジンコミックス)グレイプニル(1) (ヤングマガジンコミックス)
武田すん
講談社 2016-03-18

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 微妙。まだよくわからないことが多いけど主人公が内向的なのがまどろっこしく感じそう。

ぼくたちは勉強ができない 1 (ジャンプコミックス)ぼくたちは勉強ができない 1 (ジャンプコミックス)
筒井 大志
集英社 2017-06-02

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 苦手分野だからって努力してないわけでもないのにここまで成績が悪いというのは無理があるのでは(武元みたいにスポーツ全振りで根本的に勉強する習慣がついていなくて苦手というのはわかる)と思わないでもなかったが、お勉強ノウハウものではなくラブコメがメインの作品なのでこれでいいか。そのへんを割り切れば絵はきれいだし女の子も可愛いし主人公も好感が持てるしでそれなりに楽しめた。ただ、無難でそれほど突き抜けたものは無い感じかな。

鬼滅の刃 2 (ジャンプコミックス)鬼滅の刃 2 (ジャンプコミックス)
吾峠 呼世晴
集英社 2016-08-04

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 早くも仇と遭遇したりトップクラスと戦ったり展開が急ぎ気味な印象。一巻収録のあたりの内容が修業ばかりで人気が出なかったので展開を急いだりしたのかね。試験突破人数の伏線が気になる。

フェイト/エクストラ CCC FoxTail(1) (角川コミックス・エース)フェイト/エクストラ CCC FoxTail(1) (角川コミックス・エース)
たけのこ星人 TYPE-MOON/マーベラス
KADOKAWA / 角川書店 2014-03-26

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 原作『エクストラ』『CCC』未プレイ(正確には『エクストラ』の序盤の序盤ぐらいはプレイしたのだけど、システムが好みに合わなくてそれ以降やってない)。『GO』のCCCイベントで興味を持ったので読んでみたけど、やはり原作をプレイしていた方が楽しめそう。未プレイ読者のために説明シーンもあるけど、そのせいで設定語りが多くてこの巻ではそれほど話が進まず。本格的に話が動き始めるのは次巻以降といった感じ。

白翼のポラリス (講談社ラノベ文庫)白翼のポラリス (講談社ラノベ文庫)
阿部 藍樹 やすも
講談社 2017-03-31

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どこまでも続く空と海。はるか昔に陸地のほとんどを失った蒼き世界、ノア。人々は、いくつかの巨大な船に都市国家を作り、わずかな資源を争って暮らしていた。飛行機乗りの少年・シエルは、そんな“船国”を行き来し、荷物を運ぶ“スワロー”。愛機は父の遺した白い水上機“ポラリス”。空を飛ぶことにしか生きる意味を見出せず、他人との関わりに息苦しさを感じていた彼は、ある日無人島に流れ着いた少女・ステラを助ける。素性も目的も、何も語らない彼女の依頼で、シエルはステラを乗せて飛び立つことに。その先には、世界の危機と巨大な陰謀が待ち受けていた――。紺碧を裂いて白翼が駆ける。あの空みたいに美しい、戦闘機ファンタジー。
 まあまあかな。最初は空と海に包まれた舞台描写がきれいで空を飛ぶ場面も爽快感と迫力があってとてもいい雰囲気に感じられたのだけど、主人公とヒロインが子どもっぽいところがあって、その成長を描いているのはわかるのだけど、考えの甘いきれいごとが多かったり、またそのきれいごとがまかり通ってしまうご都合主義的に感じられる部分が後半では目立って気になった。これ一冊では消化し切れていない設定があったのも気になるところ。《佳作》受賞なのも納得といった感じ。

その女アレックス (文春文庫)その女アレックス (文春文庫)
ピエール ルメートル 橘 明美
文藝春秋 2014-09-02

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 微妙。そんなに評判になるほどたいそうな作品かな? というのが率直な印象。評判がいいので期待し過ぎたというよくあるパターンかね。できれば裏のあらすじすら読まず、表紙を見て、冒頭の数行を読んで気に入ったので読んでみたというのが一番幸せにこの作品を楽しめる形なのだろうな。翻訳は普段海外作家の作品を読まない自分でも読みやすく感じられて良かった。

ようこそ実力至上主義の教室へ 1 (コミックアライブ)ようこそ実力至上主義の教室へ 1 (コミックアライブ)
一乃 ゆゆ 衣笠彰梧
KADOKAWA / メディアファクトリー 2016-09-23

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 原作未読。導入が退屈。登場人物のキャラの立て方もあまり魅力が感じられず。後半になって多少話が動き始めたので少しは続きに期待が持てたけど、この一巻の内容だけでいうならいまいちだった。

すこしふしぎな小松さん (ヤングアニマルコミックス)すこしふしぎな小松さん (ヤングアニマルコミックス)
大井昌和
白泉社 2017-05-19

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 微妙。あれこれ作品名や作者名は挙げられているけどそれほど深く紹介されていなくて、思ったほどこの作品読んでみたい欲が刺激されなかった。

ネット小説家になろうクロニクル 1 立志編 (星海社FICTIONS)ネット小説家になろうクロニクル 1 立志編 (星海社FICTIONS)
津田 彷徨 フライ
講談社 2016-09-16

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 試合中に大怪我を負い、失意の底にあったサッカー少年・黒木昴はネット小説投稿サイト〈Become the Novelist〉――通称〈ベコノバ〉と出会い、その世界にのめり込んでいく……。やがて数多の投稿作をむさぼり読んだ昴の目には、ふたたび火が灯っていた――僕は、僕の理想の小説を作り上げ、プロの小説家になる!!
 友人であり、編集者役を務める良き理解者・夏目優弥と、隠れて漫画家を目指す美少女・音原由那も仲間に加わり、未来への照準は定まった!
 創作を志す仲間とともに小説ランキングを駆け上がり、商業デビューを目指せ――!

 読めばネット小説の世界がわかる!
 小説が書きたくなる!!
 微妙。「~ね」「~さ」という語尾が多い登場人物たちの口調が気取ったものに感じられて好みに合わなかった。それとサッカー一筋でろくに小説を読んだことなかった主人公が小説を書こうと決意して書き始めたら、多少アドバイスをもらったにせよ、当たり前のように書くことができて完結までもっていけるというのはどうなんだという気が。もっと作品作りで四苦八苦してほしかった。まあこの作品は「ネット小説投稿サイト攻略」が主題であって「小説の書き方」は主題でないということなのだろうけど。

ヴィジランテ 1 ―僕のヒーローアカデミアILLEGALS― (ジャンプコミックス)ヴィジランテ 1 ―僕のヒーローアカデミアILLEGALS― (ジャンプコミックス)
別天 荒人 古橋 秀之
集英社 2017-04-04

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 本編の方を読んでいるとわかる通りヒーロー活動をするにも資格がいるわけだが、こちらは資格なしに勝手にヒーロー活動をする話。本編のデクたちの苦労や努力を考えるとこちらは考えが甘いよねと思わないでもないがなんだかんだで面白かった。敵が異形化・巨大化する相手ばかりなのがちょっとワンパターンな印象だがこれぐらいの方がシンプルに楽しめていいか。続きも楽しみ。

僕のヒーローアカデミア 14 (ジャンプコミックス)僕のヒーローアカデミア 14 (ジャンプコミックス)
堀越 耕平
集英社 2017-06-02

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 インターン編開始。「僕の長いインターン活動が始まった」ということはインターン編は長くなるのだろうか。でもそうなると学園もの設定の意味が薄れたり他のキャラの出番が少なくなってしまいそう。ミリオ先輩は重要な立ち位置のキャラのわりにはえらく面白いデザインの顔だな。ビッグ3の他2人はどんな“個性”の持ち主なんだろう。

兼業作家、八乙女累は充実している (メディアワークス文庫)兼業作家、八乙女累は充実している (メディアワークス文庫)
夏海 公司
KADOKAWA 2017-05-25

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 突然の婚約破棄に昇進取り消し。完璧な人生を送っていたはずの大手通信会社営業職、八乙女累は人生のどん底に沈んでいた。そんな彼女に、小説新人賞受賞の吉報が!
 夢の作家生活がスタート!? と思いきや、待ち受けていたのはイケメン鬼編集の手厳しいダメ出しに山積みの本業タスク、そして容赦なく迫り来る締切だった! 覆面ベストセラー作家、索太郎の助言ももらいながら、どうにかOLと作家業の両立を目指す累だったが!? 兼業作家の泣き笑いを描く業界お仕事小説!
 さすが『なれる!SE』の作者のあらたなお仕事小説、それも職業・作家ものだけあって面白かった。最近はこの手の作家ものはめずらしくないけど、この作品の最大の特徴は「兼業作家もの」であること。わかっていたつもりだけど兼業作家ってマジ大変そうだわ。そりゃ本業だけでもぶっ倒れそうなほど忙しいのにこんな作家としての作業のあれこれもやることになったら大変どころの騒ぎじゃないよな。世の中の兼業作家さんはよく時間を捻出できるもんだ。今回はデビュー作を出すのにこぎつけたところまでで本格的な兼業生活はまだこれからなので続編もあってほしい。

火ノ丸相撲 15 (ジャンプコミックス)火ノ丸相撲 15 (ジャンプコミックス)
川田
集英社 2017-06-02

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 悪くはないのだけどやたらと仲間の思いがどうたらみんなの力がかんたらという描写が多くてちょっとげんなり。そりゃ外面の勝負の様子だけじゃなく内面の描写も入れて盛り上げなければいけないのはわかるけど、その内面描写が多過ぎると押しつけがましく感じられて鼻につくというか。この流れからしてあと2~3巻で完結かな。もっと咲の掘り下げエピソードとかも見てみたかった。

黙示録 下 (角川文庫)黙示録 下 (角川文庫)
池上 永一
KADOKAWA 2017-05-25

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 面白かったことは面白かったけど、冷静になって振り返ってみると不満点もけっこう見つかって手放しではほめられない、そんな感じの作品だった。主人公がクズで不快な場面がしばしばあったとか、太陽しろの対となる月しろを目指す物語というわりには太陽しろは影が薄いのはどうなのかとか、聖之介は面白い人物だったけど出てきた意味は薄いとか、終盤になると気がどうたら神がなんたらと宗教くさい雰囲気になったのがちょっと好みに合わなかったとか。ただ、そういったマイナス面を差し引いてもなんだかんだで波乱万丈の展開は面白かったし読んでみて良かったと思う。