個人的な注目作品を紹介したり、たまに感想を書いたり

ニュクスの角灯  (1)ニュクスの角灯 (1)
高浜寛
リイド社 2016-01-29

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 微妙。なんとなくやりたいことはわかるけどまだストーリーは序盤でスタートダッシュがにぶい印象。

この素晴らしい世界に祝福を!11 大魔法使いの妹 (角川スニーカー文庫)この素晴らしい世界に祝福を!11 大魔法使いの妹 (角川スニーカー文庫)
暁 なつめ 三嶋 くろね
KADOKAWA 2017-05-01

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 前半は前回からの続きでアイリスのもとにいるところから始まるけど後半はアクセルの街に戻って冒険者ギルドを中心に活動し、なんだか原点回帰的な流れ。……と思ったらあとがきでもそう書かれていて狙ってこういう流れにしたのかと納得。こめっこさんの魔性の妹っぷりがすごくて、外伝として成長したこめっこの活躍を描いた話なども読んでみたくなるな。ところでちょろっとその存在に触れられた魔王の娘というのがどういうキャラなのか、わたし、気になります。

君の膵臓をたべたい(上) (アクションコミックス(月刊アクション))君の膵臓をたべたい(上) (アクションコミックス(月刊アクション))
桐原 いづみ 住野 よる
双葉社 2017-02-10

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 原作未読。微妙。絵は可愛いし、ヒロインの桜良を魅力的な人物として描けていると思う。でも今のところごく普通の難病お涙ものでしかない印象。あえてその王道を楽しむ作品なのかもしれないし、タイトルに涙するとのことなのでタイトルの意味がわかったときにぐわっとくるタイプの作品なのかもしれないけど。

結物語 (講談社BOX)結物語 (講談社BOX)
西尾 維新 VOFAN
講談社 2017-01-12

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 阿良々木暦の二十三歳時代編。職場の先輩を一人ずつ紹介しつつ事件を解決したりしながら、今までの登場人物たちのその後を語るといった感じの内容。ちょっと読んだだけだと神原とか火憐とか月火とのぽんぽんとしたやりとりは変わりないように思えるけど、その後の各人物の近況がわかってくるとかつてはあんな状況をともに過ごした相手でもほとんど連絡をとり合わないほど疎遠になっているのが見えてきて寂しいというか、でも無理に過去に縛られずそれぞれがそれぞれの人生を歩んでいるのは幸せといっていいのかなという気も。そんなことを感じさせられる巻だった。これもいずれアニメ化するのかね。

王国へ続く道4 (HJ NOVELS)王国へ続く道4 (HJ NOVELS)
湯水 快 日陰影次
ホビージャパン 2017-04-22

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 今回はめずらしく死にかけるほどの大けがを負うことに。こんなふうに基本的には主人公優勢なんだけどたまに大ピンチに陥るような展開もあるのがいいね。そしてついにセリアともH。なかなかセリアに手を出そうとしないから、てっきりセリアに手を出すときはこの作品が終わるときかと思っていたこともあったのだけど、全然そんなことなかったな(笑) イリジナは登場初期はこんな自分に自信がなさそうな弱気のキャラだったっけ? と違和感があったけど、アホの子らしさが見えてきてやはりイリジナはこういうキャラだよなと納得。アドルフの勘の冴えはたしかにたいしたものなんだけど、ここからが苦労の始まりなんだよな(笑)

この恋と、その未来。 -一年目 夏秋- (ファミ通文庫)この恋と、その未来。 -一年目 夏秋- (ファミ通文庫)
森橋 ビンゴ Nardack
KADOKAWA/エンターブレイン 2014-11-29

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 一巻を読んだときに予感した通りやはり四郎の切ない気持ちとやらに共感できなくて微妙。それと四郎の家族との関係が笑えない。姉たちの四郎への仕打ちって軽い虐待レベルなのではという気が。家族なんだし身内以外にはわからない距離感というのもあるだろうけど、加害者側にどれだけ悪意が無かろうと被害者側はつらい思いをしていることにかわりはないわけで。あと読点がやたらと多い文章が少々苦手。最後に話が動いたけど四郎の恋がどうこうよりも未来と今回登場のあの人物の関係がどうなるか気になる。

王国へ続く道3 (HJ NOVELS)王国へ続く道3 (HJ NOVELS)
湯水 快 日陰影次
ホビージャパン 2016-09-23

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 軍に所属して成り上がっていくわけだが、貴族に成り上がったら成り上がったで、家を用意したり、使用人を入れたり、戦いとは別の手間がかかるのが描かれていたのが面白い。レオポルトも登場。主人公がマッチョで脳筋な分こうして他に頭脳面を担当するキャラが出てきたりと、何でもかんでも主人公ひとりが無双して解決じゃないのがいいね。アンドレイのあのエピソードはひょっとしたら書籍化の際に削られるかなと思ったけどちゃんと収録されていて良かった。

JA~女子によるアグリカルチャー~(1)<JA~女子によるアグリカルチャー~> (角川コミックス・エース)JA~女子によるアグリカルチャー~(1) (角川コミックス・エース)
鳴見 なる 唐花見 コウ
KADOKAWA / 角川書店 2013-02-04

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 微妙。再婚家族の義理の四姉妹による農業ものだけど、農業ものとしてはそれほど掘り下げが深くなくてもの足りないし、義理の姉妹という関係を通して描く家族ものというにはそれほど家族関係に焦点があてられていないし、田舎を舞台にした美少女たちの日常ものというほど日常描写が中心というわけでもない。というか、どの要素もあるせいでそれぞれ要素の描写が浅くなっている気が。まだ一巻だからそんなふうに感じるだけで、話が進めばそれぞれの掘り下げが進んで面白くなってくるのかもしれないけど。

無職転生 ~異世界行ったら本気だす~ 14 (MFブックス)無職転生 ~異世界行ったら本気だす~ 14 (MFブックス)
理不尽な孫の手 シロタカ
KADOKAWA 2017-04-25

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(以下ネタバレ)

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つぐもも : 1 (アクションコミックス)つぐもも : 1 (アクションコミックス)
浜田よしかづ
双葉社 2008-06-28

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 アニメ3話目の途中あたりまで収録。多少の違いはあれどほぼアニメで見た通りの内容。あとがきによるとこれが作者にとっての初オリジナル長編連載作品だそうで、初のオリジナル長編でこれだけ長く続けられるとはすごいな。

ベルゼブブ嬢のお気に召すまま。 4巻 (デジタル版ガンガンコミックス)ベルゼブブ嬢のお気に召すまま。 4巻 (デジタル版ガンガンコミックス)
matoba
スクウェア・エニックス 2017-03-22

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 特に大きな動きのない巻だった。今回表紙のダンタリオンとモレクがメインのエピソードがあったのとベルゼブブの専属シェフのニスロクが出てきたのが特徴かね。ほんの数コマだけちょろっと出てきたミュリンの妹たちが気になる。

王国へ続く道2 (HJ NOVELS)王国へ続く道2 (HJ NOVELS)
湯水快 日陰影次
ホビージャパン 2015-12-22

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 シリーズ中トップクラスに重要ヒロインのセリアとノンナ登場。まあこの作品はヒロインの数がやたらと多いわりには無駄に使い捨てることなくどのヒロインもかなり後の方になっても出てくるのだけど、さすがに出番の頻度には差があるわけで、セリアとノンナはそういう意味でかなり出番多めの重要ヒロインなんだよな。聖剣デュアルクレイターというファンタジー的なアイテムも登場。しかしマジックソード無双にならずよく切れる剣程度の扱いで、馬上で振るうならやはり槍などの長さのある武器の方が便利というバランスが好き。クリストフやアンドレイも登場。こうして見るとなかなか長いつきあいになるんだな。

勇者のクズ1 (カドカワBOOKS)勇者のクズ1 (カドカワBOOKS)
ロケット商会 草河 遊也
KADOKAWA 2016-12-24

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「勇者なんて、最低のクズがやる商売だ」
 改造手術を受けたヤクザが魔王となり、それを狩る職業が勇者として合法化した現代。金に困り勇者志願の女子高生3人の家庭教師となったチンピラ勇者ヤシロは、魔王の事務所へのカチコミ、勇者養成学校への不法侵入、死んだ勇者の遺品漁りなど落ちこぼれの少女たちを『指導』するうち、身体強化薬《E3》を巡る陰謀に巻き込まれ――!? 第1回カクヨムWeb小説コンテスト現代アクション部門大賞作!
 こんなタイトルだけど現代異能バトル師弟もの。異能もあるけどわりと接近戦も重要で、そのへんの駆け引きや剣を使った接近戦の描写は読みごたえがあって良かった。しかし中盤ぐらいになると少々だれた。また押しかけ弟子の三人娘に魅力が感じられなくてつらかった。途中からこれはこれでいいかもと印象が持ち直したけど、でもそうなると今度はよくある教え子の少女たちから好意を向けられる師匠役の主人公という図式になってしまってそれはそれでどうなんだという気も。

かぐや様は告らせたい 5 ~天才たちの恋愛頭脳戦~ (ヤングジャンプコミックス)かぐや様は告らせたい 5 ~天才たちの恋愛頭脳戦~ (ヤングジャンプコミックス)
赤坂 アカ
集英社 2017-04-19

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 花火大会の話はかなりシリアス度高め。たまにならこういうのもありだと思うが、あくまでこの作品は気軽に楽しめるラブコメであってほしいのであまりシリアス重視の方にはいってほしくないな。その点、かぐやの家庭事情設定が重そうでちょっと心配。恋愛相談の一般生徒カップルの話もすっかり定番になっちゃって。しかし男の方にホレて追っかけている女の子はすでにストーカーの域なのでは。ところで今回のカバー折り返しの「恋の本質は~」ってのはどこからの引用なんだろう。

裏世界ピクニック ふたりの怪異探検ファイル (ハヤカワ文庫JA)裏世界ピクニック ふたりの怪異探検ファイル (ハヤカワ文庫JA)
宮澤 伊織 shirakaba
早川書房 2017-02-23

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仁科鳥子と出逢ったのは〈裏側〉で“あれ”を目にして死にかけていたときだった――その日を境にくたびれた女子大生・紙越空魚の人生は一変する。「くねくね」や「八尺様」など、実話怪談として語られる危険な存在が出現する、この現実と隣合わせで謎だらけの裏世界。研究とお金稼ぎ、そして大切な人を捜すため、鳥子と空魚は非日常へと足を踏み入れる――気鋭のエンタメSF作家が贈る、女子ふたり怪異探検サバイバル!
 元ネタのネット怪談を知っていれいばもうちょっと違った印象になったのかもしれないけど全然知らなかったので、わけのわからない状況でわけのわからんことになる物語という印象だった。本来そういう作風は苦手なんだけど、最後までそれなりについていけたのは主に主役二人のやりとりが楽しめたからかな。しかし主役二人の軽いやりとりとは裏腹に相当ヤバそうな状況で気軽に楽しみやすいとは言いがたい感じ。あとこういう怪談的作風で銃器で危機を乗り越えるというのはめずらしい気が。作者の趣味なんだろうか。

おそれミミズク あるいは彼岸の渡し綱 (講談社タイガ)おそれミミズク あるいは彼岸の渡し綱 (講談社タイガ)
オキシ タケヒコ
講談社 2017-02-21

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「ひさしや、ミミズク」今日も座敷牢の暗がりでツナは微笑む。山中の屋敷に住まう下半身不随の女の子が、ぼくの秘密の友達だ。彼女と会うには奇妙な条件があった。「怖い話」を聞かせるというその求めに応じるため、ぼくはもう十年、怪談蒐集に励んでいるのだが……。ツナとぼく、夢と現、彼岸と此岸が恐怖によって繋がるとき、驚天動地のビジョンがせかいを変容させる――。
 微妙。ホラーでSFでボーイ・ミーツ・ガールな作品と聞いたので読んでみたけど7~8割がホラーな印象で、たしかにSFやボーイ・ミーツ・ガール要素もないわけではないものの圧倒的にホラー成分が占める割合が高くて、ホラーが好みではない自分にはかなり後の方になるまで楽しめなかった。終盤になってようやくSF色が強くなり、最後はボーイ・ミーツ・ガールとしてきれいにまとまっていたので印象は持ち直したけど、逆に前半~中盤のホラー展開が気に入ったという読者だと後半の展開は好みに合わない人もいるのではないかと。

長崎・オランダ坂の洋館カフェ シュガーロードと秘密の本 (宝島社文庫)長崎・オランダ坂の洋館カフェ シュガーロードと秘密の本 (宝島社文庫)
江本 マシメサ
宝島社 2017-04-06

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長崎の女子大学に入学した東京出身の乙女は、オランダ坂の外れに一軒の洋館カフェを見つけ、バイトをすることに。クラシカルで雰囲気たっぷりのカフェのメニューは、一日一品のデザートセットのみ。不機嫌顔のイケメンオーナーは、本業不明でやる気ゼロ。その上、雨降る夜にしか開店しないという謎システム。乙女は怪しすぎるバイトをやめようかと思うが、提供される極上スイーツに攻略され、徐々にカフェと長崎の歴史に夢中になって……。
 グルメうんちくはさすがに豊富だったけど基本的に洋館カフェが舞台の中心なので長崎紹介ものとしては思ったほどではなかった。主人公が内向的でうじうじしたタイプではないかと心配だったけど、意外と神経図太くてさっぱりした性格だったのは好印象。ベタな少女漫画みたいな恋愛描写はちょっと好みじゃなかったけどそのへんは好みの問題でこれはこれでありかと。総じて普通。深い満足感はないけど軽い読み物としては悪くなかったというところ。

誰にでもできる影から助ける魔王討伐誰にでもできる影から助ける魔王討伐
槻影 bob
KADOKAWA 2016-12-24

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魔王を倒すために異界から召喚された聖勇者、藤堂直継。
彼のサポートを命じられた僧侶アレスは、パーティメンバーを見て愕然とする。
火系統しか使えない魔導士リミス。流派を変えたばかりの剣士アリア。そして肝心の聖勇者は、女性ばかりをそばに置き、無謀な行動を繰り返す――。
どうやって倒すんだよ魔王。色物集めてんじゃねえぞ。
アレスはそこで、自分のレベルを隠して裏からフォローするのだが……。
これは、ハイ・プリーストであるアレスが、聖勇者を英雄に導くまでの物語。
 いまいち。こういう作品はもっとギャグに徹した方が良かった気が。中途半端にシリアス要素も多いせいでリミスやアリアのふざけた性能や考えの甘い勇者の言動、それに勇者が女ばかり集めようとしたり同じ部屋に泊まることをリミスやアリアがあっさり受け入れたりとおかしなことはいろいろあるのにそれをあっさり見逃してしまう主人公のマヌケさに(いちおうもっともらしい理由もあるのだけどそれにしてももうちょっと不審に思ってもいいだろという気が)うんざりして気持ちよく楽しめなかった。

背すじをピン!と~鹿高競技ダンス部へようこそ~ 10 (ジャンプコミックス)背すじをピン!と~鹿高競技ダンス部へようこそ~ 10 (ジャンプコミックス)
横田 卓馬
集英社 2017-04-04

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 最終巻。実質大会は前巻までで今回は一冊まるまるかけてのエピローグみたいな内容。これで終わりとはやはりさびしい気もするが、インフレ展開を繰り返してだらだらと引き伸ばすようなこともなく、描くべきことを描いてあとを濁さずきれいに終わったいい作品だった。巻末には原点となった読切版が収録されているけど、絵が全然違っていて別人が描いたみたいでびっくりする。しかし読切がこういう内容だから本編でも文化祭終了時点で最終回みたいな雰囲気に感じたのかと納得。

スピーシーズドメイン 6 (少年チャンピオン・コミックス)スピーシーズドメイン 6 (少年チャンピオン・コミックス)
野呂俊介
秋田書店 2017-04-07

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 前巻に引き続き今回も恋愛色が濃いめ。意外なところで早くもくっつくカップルなども出てきたけど、まだフラグが足りていないところは何が足りていないのだろう。主人公カップルはやはり実る条件がすげー面倒そう。大機や魅重義はいまいち恋愛感情の自覚が薄そうなのが問題か。とはいえ恋のライバルが登場して焦って~的なパターンはあまり多用してほしくないな。

競女!!!!!!!! 15 (少年サンデーコミックス)競女!!!!!!!! 15 (少年サンデーコミックス)
空詠 大智
小学館 2017-03-17

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 尻卒祭編スタートということで五尻打倒への流れが見えてきた感じかな。全面尻戦争の始まりというわりには駿河校の登場人物は全然姿を見せていない気がするのだけど、尻卒祭編のどこかいいところで出てくるのか、それとも尻卒祭編とは別に出番が用意されているのか、どっちだろう。あと今回、姉妹問題で悩む桜木さんが実にキマシタワー。もっともこの作品のことだからやたらと話に尻をからめるのがシュールだけど。

項羽と劉邦〈中〉 (新潮文庫)項羽と劉邦〈中〉 (新潮文庫)
司馬 遼太郎
新潮社 1984-09-27

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 張良、韓信、陳平といった有名どころが出てきたものの劉邦はボロ負け状態でいまいちいいところなしだった気が。これだけボロ負け状態なのに劉邦を支え続けたというだけで十分すごいのだろうけど。

僕のヒーローアカデミア 13 (ジャンプコミックス)僕のヒーローアカデミア 13 (ジャンプコミックス)
堀越 耕平
集英社 2017-04-04

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 父・エンデヴァ―との確執の問題が再び浮かび上がってくる轟、またもぶつかり合うことになるデクとかっちゃん(というか、かっちゃんの迷い荒れる気持ちを受け止めるデクという図式だけど)など、原点回帰的なポイントが多い巻だった。かっちゃんの荒れる気持ちもわかるし、あえてそれを受け止めようというデクの気持ちもわかるのだけど、やってることは大問題なわけでどうなるのだろう。恋心を封印することにした麗日だけど、しまっておいたまますむとも思えないわけで、いずれどういう形でこの封印が揺さぶられるのかも気になる。

王国へ続く道1 (HJ NOVELS)王国へ続く道1 (HJ NOVELS)
湯水 快 日陰影次
ホビージャパン 2015-07-23

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凄惨な環境で生まれ育った男・エイギルには戦いの才能があった。剣闘奴隷として育った彼は、森の奥深くに住む吸血鬼の美姫・ルーシィと出会い、戦乱の時代を生き抜く術を教わる。ルーシィが提示した、エイギルの物になる条件とは、彼が自らの王国を手に入れること。男の成長と様々なドラマ、そして激動の時代。エイギルは時には戦い、時には気に入った女を口説きながら、戦乱の時代を成り上がっていく――。
 WEB版既読。なろう作品に限らず最近のライトノベルファンタジーでは魔法無双ものが多いけど、この作品は筋力と動体視力というシンプルな強さなのがいいわ。あとがきで重要なテーマとして語られているけど、それがまさしくぴったりとハマっている感じ。それでいて頭脳派なキャラやファンタジー要素の強いキャラも出てくるのがまたいいんだよな。18禁要素ありなのであまりメジャーになりきれないけど、ファンタジー戦記ものが好きな人にはぜひ読んでみてほしい作品。

火ノ丸相撲 14 (ジャンプコミックス)火ノ丸相撲 14 (ジャンプコミックス)
川田
集英社 2017-04-04

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本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~ 第三部「領主の養女III」本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~ 第三部「領主の養女III」
香月美夜 椎名優
TOブックス 2017-03-10

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 印刷機の改良の話とか今となってはなつかしい。後半になると貴族間の勢力争いネタが増えて商売ネタや本ネタが少なくなってしまったからな。アンゲリカはこうしてイラストで見ると美人ね。それだけに残念感がひとしお(笑) ハルトムートもさらっと登場してきたけどこの時点ではそれほど目立たないな。ハッセの町のあれは現代人が中世社会の処刑シーンを見せられるようなものだからそりゃきっついわ。

デスマーチからはじまる異世界狂想曲10 (カドカワBOOKS)デスマーチからはじまる異世界狂想曲10 (カドカワBOOKS)
愛七 ひろ shri
KADOKAWA 2017-04-10

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 迷宮都市編前編といった感じ。次へのつなぎのおもむきが強く、終盤が小物のたくらみを打破するだけでいまいち盛り上がらなかった。

ストライキングガール! (カドカワBOOKS)ストライキングガール! (カドカワBOOKS)
EDA すーぱーぞんび
KADOKAWA 2017-04-10

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 田舎の荒っぽい空手道場の家に生まれたせいで、喧嘩三昧の散々な毎日を送ってきたレオナ。そんな生活とはオサラバし、華やかな高校生活を! と東京のお嬢様校に転入した彼女だったが、奇妙なクラスメイトに目を付けられ、半強制的に連れて行かれた先は……なぜか格闘ジム!?
 平穏を求める彼女の願いも空しく、ジムに入門することになってしまい、さらには覆面をして試合出場まで。喧嘩負けナシの女子高生は、格闘技界のトップを獲れるか!?
 いまいち。第一に登場人物にあまり魅力が感じられない。柚子がレオナをジムに連れていく流れは脅迫みたいなものだし、そのジムでのレオナと伊達のやりとりもどちらも短慮に問題の解決を暴力に持ち込んでいて好感が持てない。第二にレオナがずっと煮え切らなくてすっきりしない。主人公の苦悩とその解消が物語の王道というのはわかるが、一冊丸まるずっと煮え切らない態度が続くとうんざりする。第三に競技としての格闘技の魅力が伝わってこない。最後の勝負の後レオナが得た満足感はべつに他の競技でもかまわなかったのではと感じてしまった。

ラーメン大好き小泉さん 5 (バンブーコミックス)ラーメン大好き小泉さん 5 (バンブーコミックス)
鳴見 なる
竹書房 2017-03-30

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今回メインのつけ麺をはじめとして、市場のラーメンとかラーメンサラダとか斜めに傾いているラーメン屋とか、よくこれだけネタが尽きないなあ。しかもあとがきによるとまだまだ描きたいラーメンはあるそうだし。三十八杯目の話は小泉さんにもラーメン以外の趣味があったのが意外だった。

教えてFGO! 偉人と神話のぐらんどおーだー 1 (星海社COMICS)教えてFGO! 偉人と神話のぐらんどおーだー 1 (星海社COMICS)
津留崎 優 森瀬 繚 TYPE-MOON
講談社 2017-04-08

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 マルタの話を読んで水着マルタ宝具発動時のタラスクがあんな扱いなのはこういうタラスクのその後の逸話が元だからなのかなとちょっと納得。金時の話は酒呑、頼光ネタもからんでいて、頼光はともかく酒呑の方は今後個別に扱われることは無さそうな予感。頼光はこの話の中で触れられる一エピソードだけでもバーサーカーとして召喚されるのに納得だわ。アンメアの生涯はまさしく事実は小説よりも奇なりって感じだよなあ。二巻はだれの話が出てくるのか楽しみ。