個人的な注目作品を紹介したり、たまに感想を書いたり

ラノベのプロ! 年収2500万円のアニメ化ラノベ作家 (ファンタジア文庫)ラノベのプロ! 年収2500万円のアニメ化ラノベ作家 (ファンタジア文庫)
望 公太 しらび
KADOKAWA 2016-12-20

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「バッキャロウ! こういう人気作は、発売日に買いたくねえんだって。俺より売れてる作家の初動に貢献したくないの!」
 アニメが爆死した、意識高い系ラノベ作家・神陽太の年収は2500万円。アニメがコケてもこれぐらい稼ぐことはできるが、この業界では全然たいしたことはない。上には本当に上がいる。
 そんなシビアな業界で陽太は“プロ”らしい日常を心がけるが――税金対策として雇った幼馴染み・希月結麻はラノベ知識ゼロ。後輩作家のJKとJCの才能には焦らされ、担当編集からはダメだしの嵐……。それでも野望達成のため、今日も執筆で金を稼ぎ続ける! 望公太が贈る『日常系』のハイエンド登場!!
 面白かった。ライトノベル作家ものは他でも読んだことあるけど、これはこれでちょっとした視点の違いがあって楽しめた。わりとストレートに金額の問題にも触れているあたりなどは『バクマン。』を思い出す。いちおう区切りはついているけどもうちょっと続きが見たいところをずいぶんばっさり終わらせたな、と思ったら単発ものじゃなくて2巻もある予定なのか。最後のアレの決着はすでにわかりきっているようなものだと思うが、それはそれとして次はどんなライトノベル作家ネタが出てくるだろう。