個人的な注目作品を紹介したり、たまに感想を書いたり

武装少女マキャヴェリズム(6)<武装少女マキャヴェリズム> (角川コミックス・エース)武装少女マキャヴェリズム(6)<武装少女マキャヴェリズム> (角川コミックス・エース)
神崎 かるな 黒神 遊夜
KADOKAWA / 角川書店 2017-03-25

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 なるほど、月夜だけたいした見せ場がないままなのかと思ったらこういう立ち位置におさまるのか。天羽は次に出てくる時どんな立場になっているかな。ところで前から気になっていたのだけど、この作品、妙に靴の描写に力が入っている印象。気のせいか?

縫い上げ! 脱がして? 着せかえる!! 彼女が高校デビューに失敗して引きこもりと化したので、俺が青春をコーディネートすることに。 (電撃文庫)縫い上げ! 脱がして? 着せかえる!! 彼女が高校デビューに失敗して引きこもりと化したので、俺が青春をコーディネートすることに。 (電撃文庫)
うわみくるま かれい
KADOKAWA 2017-03-10

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 だからまず服を脱げ! 何、意味がわからない? じゃあ順を追って説明しよう!
 知ってのとおり俺、小野友永はかわいい女の子にかわいい服をあつらえるのが生きがいの紳士だ。今までは妹のみちるを着せ替えさせて遊んでたけど、あろうことか先日の高校進学を機に「お兄ちゃんの服は着ない」宣言されてしまった!!
 そこに現れたのが、キメッキメすぎるファッションで高校デビューに失敗した凛堂鳴、お前だ! これはもう、鳴の青春を俺が面倒みてやれというお告げに違いない。
 微妙。最初は軽快なやりとりが面白い作品という印象だったのだけど、読み進めていくうちにそれほど引き込まれなくなっていった。何故だろう。ヒロインというか話の中核を担う鳴がアホの子&チョロ過ぎてそれほど魅力を感じなかったからかな。決して嫌いなキャラではないのだけど、物語の中心になるには力不足というか。

キラプリおじさんと幼女先輩 (電撃文庫)キラプリおじさんと幼女先輩 (電撃文庫)
岩沢 藍 Mika Pikazo
KADOKAWA 2017-03-10

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 女児向けアイドルアーケードゲーム「キラプリ」に情熱を注ぐ、高校生・黒崎翔吾。親子連れに白い目を向けられながらも、彼が努力の末に勝ち取った地元トップランカーの座は、突如現れた小学生・新島千鶴に奪われてしまう。
「俺の庭を荒らしやがって」
「なにか文句ある?」
 田舎のスーパーのゲームコーナーに設置された、一台の「キラプリ」筐体のプレイ権を賭けて対立する翔吾と千鶴。そんな二人に最大の試練が。今度のイベントは「おともだち」が鍵を握る……!?
 クリスマス限定アイテムを巡って巻き起こる俺と幼女先輩の激レアラブコメ!
 第23回電撃小説大賞《銀賞》受賞作!!
 微妙。格闘やシューティングなどのゲームを題材にした作品は読んだことあるけど、女児向けアイドルゲームが題材というのは目新しくて今まで知らなかったけどこんな感じなのかとわかって面白かった。またあまり一般的な高校生男子が夢中になるものではないとされる趣味だからこそ、そういう周囲に理解されないものに熱中することの苦悩が描かれ、是非を問う内容になっているのも良かった。しかしそれがテーマというほど深く掘り下げられていなかったのが残念。またゲームプレイのマナーの悪さなどちょこちょこひっかかる部分が出てきて素直に楽しみ切れなかった。

賭博師は祈らない (電撃文庫)賭博師は祈らない (電撃文庫)
周藤 蓮 ニリツ
KADOKAWA 2017-03-10

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 十八世紀末、ロンドン。
 賭場での失敗から、手に余る大金を得てしまった若き賭博師ラザルスが、仕方なく購入させられた商品。
 ――それは、奴隷の少女だった。
 喉を焼かれ声を失い、感情を失い、どんな扱いを受けようが決して逆らうことなく、主人の性的な欲求を満たすためだけに調教された少女リーラ。
 そんなリーラを放り出すわけにもいかず、ラザルスは教育を施しながら彼女をメイドとして雇うことに。慣れない触れ合いに戸惑いならも、二人は次第に想いを通わせていくが……。
 やがて訪れるのは、二人を引き裂く悲劇。そして男は奴隷の少女を護るため、一世一代のギャンブルに挑む。
 第23回電撃小説大賞《金賞》受賞作!
 面白かった。金賞受賞作とのことだけど、こっちも大賞で良かったのではと思えるほどの完成度の高さだった。浮ついたところのないしっかりと地に足のついた文章、展開、人物描写で、難点といえばライトノベルとしては少々ハデさに欠けるところぐらいか。主人公の口癖が「どうでもいい」なのでいい加減で虚無的な人間かと思えば、その口癖も不安定な生き方である賭博師をやめない理由もちゃんとあって好感を持てるのがいいね。数少ない友人のジョンもいい味出してた。

雨天の盆栽 1 (マッグガーデンコミックス Beat’sシリーズ)雨天の盆栽 1 (マッグガーデンコミックス Beat’sシリーズ)
つるかめ
マッグガーデン 2017-02-14

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 女子高生盆栽もの。盆栽が題材というだけでもめずらしいけど、たまにファンタジーっぽい演出が入るのが少々戸惑った。盆栽うんちくは興味深かったけど終盤のエピソードを読んでやはり植物を育てるのは(植物に限ったことじゃないけど)面倒だなという気も。それとそれまで嘘をついたりしてまわりに合わせがちだった楓が雨天に出会ってから急に猪突猛進系に変わるのも違和感が。

ゴールデンカムイ 10 (ヤングジャンプコミックス)ゴールデンカムイ 10 (ヤングジャンプコミックス)
野田 サトル
集英社 2017-03-17

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 白石奪還編。と言いつつ難しそうだったらあきらめようとするそのドライさがさすが(笑) グルメ描写は少なかったけど、北海道の雄大な自然描写と歴史ネタが多めの巻だった。占い師ねーちゃんには不穏なフラグが立ったけど、いまだに素性と目的が不明なままなんだよな。どういう立ち位置の人物なんだろう。

姉のおなかをふくらませるのは僕 1 (ヤングチャンピオン・コミックス)姉のおなかをふくらませるのは僕 1 (ヤングチャンピオン・コミックス)
恩田チロ 坂井音太
秋田書店 2015-06-19

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 まあまあ。こんなタイトルだからてっきり生活力のない姉と、そんな姉を支えるしっかり者の弟という構図なのかと思ったら、姉の方も普通に料理ができてびっくり。しかし料理がどうのこうのというよりもちょっと変わった日常もの的な良さだった。姉と弟それぞれの学校生活の描写なども面白かったし。

お前ら全員めんどくさい!(6)お前ら全員めんどくさい!(6) (メテオCOMICS)
TOBI
ほるぷ出版 2017-02-08

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 一宮にちゃんと対応してクニヒコ先生いいとこ見せた。今回表紙の栗原は気が多いのが難点だけど、自分の欲求に正直なところが好感が持てていいね。決して空気が読めないタイプでもないし。委員長は常識人な分、いまだに出遅れ気味な印象。ここから挽回できるのか。さらにお姉ちゃんの方は妹ラブなんでいまだにヒロインに数えていいかわからないぐらいだけど、この子もどこかで確変がくるのかね。そういう安定パターンに入った日常を揺るがすための最後のあの展開なのか。続きが楽しみ。

からかい上手の高木さん(5) (ゲッサン少年サンデーコミックス)からかい上手の高木さん(5) (ゲッサン少年サンデーコミックス)
山本崇一朗
小学館 2017-02-10

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 なんといっても巻頭の一話目の話が衝撃的なんだけど、ちょっと話の持っていき方が強引かなという気も。どちらかというと巻末のクリティカルの話が今までにないパターンで良かった。こんなふうに今までとは違った話も出てくるようになってきたわけだけど、最終的にどうまとめるのだろう。

冴えない彼女の育てかた 12 (ファンタジア文庫)冴えない彼女の育てかた 12 (ファンタジア文庫)
丸戸 史明 深崎 暮人
KADOKAWA 2017-03-18

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 今回の話を読み始めて英梨々や詩羽先輩の成果を守るためとはいえどうしてそういう方向にいくかなと思ったが、GSも含めてあと二冊でシリーズ完結だそうで、そう考えてみるといかにもシリーズのクライマックスらしい流れだった。そして今回ほとんど出番のない出海と美智留はやはり捨てヒロインなのね(哀) 最後のあの場面は2ページ見開きでイラストがほしかった。電撃文庫とかではけっこう見かける演出なんだけど、ファンタジア文庫ではやらないのかな。

棺担ぎのクロ。~懐中旅話~ (6) (まんがタイムKRコミックス)棺担ぎのクロ。~懐中旅話~ (6) (まんがタイムKRコミックス)
きゆづき さとこ
芳文社 2017-02-27

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 物語は終盤を迎えているのはわかるのだけど、今までの伏線をあまりはっきりおぼえていないので素直に話に入り込みづらかった。おそらく次が最終巻になるのではとのことだけど、最終巻が出る前に既刊を一気に通し読みした方がいいかな。

うらら迷路帖 (3) (まんがタイムKRコミックス)うらら迷路帖 (3) (まんがタイムKRコミックス)
はりかも
芳文社 2016-05-27

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 九番占昇格試験、千矢の出生の秘密に関わるトラブル、ついに発動する千矢の占い、あらたな環境、あらたな出会い……と大きく話が動いた巻だった。しかし千矢の占いについてはかなり初期のころに伏線があったけど、あの伏線からこういう占いだと予想するのは不可能な気が。というか千矢の占いって占いというより異能みたいな印象。あらたに仲間に加わった臣との関係はまだまだこれからで、どうなるか楽しみ。

NOeSIS 嘘を吐いた記憶の物語 1巻 (デジタル版ガンガンコミックスONLINE)NOeSIS 嘘を吐いた記憶の物語 1巻 (デジタル版ガンガンコミックスONLINE)
クラシック ショコラ 緋原俊介 芹之由奈
スクウェア・エニックス 2013-07-22

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 いまいち。原作は同人ゲームのようだけど(そちらは未プレイ)そのせいか『ひぐらし』の二番煎じという印象でしかなかった。しかし『ひぐらし』で本編8作+番外編を何作かと『うみねこ』で数作つきあった後となっては、もうこの手の作風はおなかいっぱい。もともとホラーは好みのジャンルじゃないってのもあるしな。

ドミノ (角川文庫)ドミノ (角川文庫)
恩田 陸
KADOKAWA/角川書店 2004-01-01

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 微妙。こういう多数の見ず知らずの登場人物たちの行動が絡まりあって混沌とした状況を引き起こすタイプの話を読むのが初めてなら楽しめたのかもしれないけど、何作か他にも同じような作品を知っているので、これといった特徴のない凡作ぐらいの印象でしかなかった。大事件なのにコメディタッチで気軽に楽しめたのは良かった。

信長の忍び 11 (ヤングアニマルコミックス)信長の忍び 11 (ヤングアニマルコミックス)
重野なおき
白泉社 2017-02-28

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『真田魂』を読んでいるとこちらではまだ武田勢が存続していることに違和感をおぼえてしまうな。長篠の戦いで千鳥と千代女の決着もつくことになるのだろうか。三位殿は不気味で怖く思えるけど、家族を殺され、自身も命を狙われながら泥水をすすり草をかじって生き延びるような経験をすれば、そりゃあこれぐらい恨むよなという気も。しかし如春の言う通りこの時代そんな境遇の者はいくらでもいたわけで。乱世ってやっぱ恐ろしいわ。

ママレード・ボーイ little 5 (マーガレットコミックスDIGITAL)ママレード・ボーイ little 5 (マーガレットコミックスDIGITAL)
吉住渉
集英社 2017-01-25

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 本編の延長戦みたいなものなのであまりドロドロさせずふわっとした路線でいくとか一巻ぐらいでいっていたようなおぼえがあるのだけど、やはり恋のライバルが次々と出てくるのは変わらないのか。まあそりゃ恋愛ものなんだからこういう恋のいざこざが一番人気があるのだろうけどね。無印版では一度別れたり実の兄妹疑惑があったりしたわけだが、さてこっちはどうなるだろう。

ゆるキャン△ 3巻 (まんがタイムKRコミックス)ゆるキャン△ 3巻 (まんがタイムKRコミックス)
あfろ
芳文社 2017-02-10

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 なんだかキャンプをしている場面より移動の場面が長かったので小旅行もののような印象になってきた気が。まあそりゃ厳密にキャンプする場面だけに限ってしまったら、テントを設営して食事して寝袋で寝るだけになってしまうし、キャンプ旅行ものと考えれば移動中の寄り道も醍醐味だろうけど。あと今回の話を読んでたらほうとうと焼き豚まん食べたくなった。

寄宿学校のジュリエット(4) (週刊少年マガジンコミックス)寄宿学校のジュリエット(4) (週刊少年マガジンコミックス)
金田陽介
講談社 2017-02-09

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 誕生日のトラブルを通してペルシアの恋心がより自覚的に確固たるものになったようなのはけっこうなのだけど、監督生を目指すという目標ができたためペルシアの出番がちょっと減ってきた気が。

終奏のリフレイン (電撃文庫)終奏のリフレイン (電撃文庫)
物草 純平 藤 ちょこ
KADOKAWA 2017-03-10

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「重力子」を操る特殊なオルゴール技術と、その粋である「歌唱人形」が一般化し、ついに「電気離れ」を果たした世界。“機械しか愛せない”壊れた少年技師・タスクがある日、出会ったのは――。
「わたしは、ガラテア・シスターズNo.7/リフレイン。今このときより、貴方の『花嫁』です」
 歌唱人形技術、その始まりとなったオーパーツそのものだと主張する、美しき歌唱人形リフレイン。彼女を巡って事態は動き出す。追う者、追われる者、そして、恋をする者――。
“機械しか愛せない”少年と“人間に近づきすぎた”少女型人形。ヒトでなしの人間と、モノでなしの人形の織りなす恋が、世界を変えてゆく――!?
 世界の歯車が音色を奏でる、旋律のギアハート・ファンタジー登場!
 微妙。何度も打ち切りにあったからかやたらと主人公のまわりに女キャラを配置したり、萌え的な描写が目立つようになって、その露骨な読者サービスが逆にしらける。正直この作者の作品の中では第一作のロロが一番魅力的だったと思うのだけどな。ストーリー展開の方も『ミス・ファーブル』の劣化版、とまでは言わないまでも同等以下な印象で、個人的には『ミス・ファーブル』は好きだけどあの作品だって4巻までで続きは出てないぐらいなのだから、だとすれば今回も厳しいのではという気が。ちなみにこの作品の続きか『ミス・ファーブル』の5巻、どちらが読みたいといわれれば後者の方が読みたいです。

なでしこドレミソラ (2) (まんがタイムKRコミックス フォワードシリーズ)なでしこドレミソラ (2) (まんがタイムKRコミックス フォワードシリーズ)
みやびあきの
芳文社 2017-03-11

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 ようやくメンバーが勢ぞろいということで今回はメンバー間の交流と掘り下げがメインな印象。その分、楽器に関するうんちくは減った感じだけど、そのへんは一歩踏み込んだ世界が描けるかもという次からに期待。高校生の部活(というか同好会)としてはマイナーなジャンルなので活躍の場は限られてくるがどうするかとか、やはり将来的には巻頭のカラー口絵のような和服姿で演奏するようになるのかなとか、今後の展開も楽しみ。

ワールドトリガー 18 (ジャンプコミックス)ワールドトリガー 18 (ジャンプコミックス)
葦原 大介
集英社 2017-03-03

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 三雲隊はワイヤー戦術がハマっていい感じだが、まだまだ安定して勝てる実力チームとは言いがたい状況だな。そのへんを補強するためのあの人物の参戦なわけだが、どういうトリガーの組み合わせを選ぶのか気になるところ。さらに玉狛第2の古株なんて登場人物たちも出てきて続きが待ち遠しいのだけど、連載中断中というのが何とも残念。とはいえ、作者さんには身体を大事にしてちゃんと治してほしい。復帰を楽しみに待っている。

この恋と、その未来。 -一年目 春- (ファミ通文庫)この恋と、その未来。 -一年目 春- (ファミ通文庫)
森橋ビンゴ Nardack
KADOKAWA/エンターブレイン 2014-06-30

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超理不尽な三人の姉の下、不遇な家庭生活を過ごしてきた松永四郎。その地獄から逃れるため、新設された全寮制の高校へと入学を決めた彼は、期待を胸に単身広島へ。知らない土地、耳慣れない言葉、そして何よりもあの姉達との不条理な日々から離れた高揚感に浸る四郎だったが、ルームメイトとなった織田未来は、複雑な心を持つ……女性!? 四郎と未来、二人の奇妙な共同生活が始まる――。『東雲侑子』のコンビで贈る、ためらいと切なさの青春ストーリー。
 まあまあ。体は女、心は男な相手との恋愛ものなんてめんどくせえと敬遠していたけど、東京ではなく広島が舞台で、しかも全寮制の学校ということでちょっと変わった青春ものとして見ればなかなか面白かった。しかしそれまでもたまに意識してドキッとすることはあってもわりとフラットにつきあってたのに、終盤になって急にはっきりと恋心を自覚する四郎の心情にはいまいち共感できず。なので今後は「恋しているけどそれを表に出すことができず切ない」という展開になるのだろうけど、その切ない気持ちに共感できなくてついていきづらくなりそう。

ピアノのムシ 1巻 (芳文社コミックス)ピアノのムシ 1巻 (芳文社コミックス)
荒川三喜夫
芳文社 2013-10-16

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 まあまあ面白かった。主人公は腕は超一流だけど性格は難あり……という設定だけど、客も同業者もけっこうろくでもないやつが多くて、そりゃこういう態度にもなるよなあと納得。そんなろくでもない客や同業者を腕で黙らせるからすっきりしてそれなりに楽しく読めた。最後に出てきた新人の女の子はシリーズを通しての相棒役になるのだろうか。

徒然チルドレン(7) (週刊少年マガジンコミックス)徒然チルドレン(7) (週刊少年マガジンコミックス)
若林稔弥
講談社 2017-02-17

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 夏祭り~体育祭のころまで。ストーリー的にも折り返しだそうで、きっちり終わりに向かって話が進んでいたのか。さまざまなカップルがいるわけだけど、最終的にどう話をまとめるのだろう。あやしいフラグが立っている(恋愛的な意味でなくて)香取先輩はどうなるのか気になるところ。

京都寺町三条のホームズ (双葉文庫)京都寺町三条のホームズ (双葉文庫)
望月 麻衣
双葉社 2015-04-16

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 微妙。ミステリ要素が弱いのは予想通りとして、主要キャラの造形や人間関係がベタな少女マンガみたいなのが好みに合わなかった。文章がさくさくと読みやすかったのは良かった。

ラノベのプロ! 年収2500万円のアニメ化ラノベ作家 (ファンタジア文庫)ラノベのプロ! 年収2500万円のアニメ化ラノベ作家 (ファンタジア文庫)
望 公太 しらび
KADOKAWA 2016-12-20

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「バッキャロウ! こういう人気作は、発売日に買いたくねえんだって。俺より売れてる作家の初動に貢献したくないの!」
 アニメが爆死した、意識高い系ラノベ作家・神陽太の年収は2500万円。アニメがコケてもこれぐらい稼ぐことはできるが、この業界では全然たいしたことはない。上には本当に上がいる。
 そんなシビアな業界で陽太は“プロ”らしい日常を心がけるが――税金対策として雇った幼馴染み・希月結麻はラノベ知識ゼロ。後輩作家のJKとJCの才能には焦らされ、担当編集からはダメだしの嵐……。それでも野望達成のため、今日も執筆で金を稼ぎ続ける! 望公太が贈る『日常系』のハイエンド登場!!
 面白かった。ライトノベル作家ものは他でも読んだことあるけど、これはこれでちょっとした視点の違いがあって楽しめた。わりとストレートに金額の問題にも触れているあたりなどは『バクマン。』を思い出す。いちおう区切りはついているけどもうちょっと続きが見たいところをずいぶんばっさり終わらせたな、と思ったら単発ものじゃなくて2巻もある予定なのか。最後のアレの決着はすでにわかりきっているようなものだと思うが、それはそれとして次はどんなライトノベル作家ネタが出てくるだろう。 

近すぎる彼らの、十七歳の遠い関係 (ファミ通文庫)近すぎる彼らの、十七歳の遠い関係 (ファミ通文庫)
久遠 侑 和遥キナ
KADOKAWA/エンターブレイン 2016-04-30

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 微妙。悪くはないけど良くもない。というか、はっきり言って地味。大きな破綻はなく丁寧な描写なんだけど、それほど引き込まれるものを感じなかった。

佐伯さんと、ひとつ屋根の下 I'll have Sherbet! 1 (ファミ通文庫)佐伯さんと、ひとつ屋根の下 I'll have Sherbet! 1 (ファミ通文庫)
九曜 フライ
KADOKAWA 2017-02-28

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 微妙。ヒロインがここまで無防備で好意的だと何か裏があるのではないかと思えてなんだか落ち着かなかったし、それほど魅力を感じなかった。たぶん思春期ぐらいのころに読んでいたらすごくハマっていたと思う。そんな作風。

俺を好きなのはお前だけかよ (電撃文庫)俺を好きなのはお前だけかよ (電撃文庫)
駱駝 ブリキ
KADOKAWA/アスキー・メディアワークス 2016-02-10

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 ここで質問。もし、気になる子からデートに誘われたらどうする? しかもお相手は一人じゃない。クール系美人・コスモス先輩と可愛い系幼馴染み・ひまわりという二大美少女!! 意気揚々と待ち合わせ場所に向かうよね。そして告げられた『想い』とは! ……親友との『恋愛相談』かぁハハハ。……やめだ! やめやめ! 『鈍感系無害キャラ』から、つい本来の俺に戻ったね。でもここで俺は腐ったりなんかしない。恋愛相談に協力すれば、俺のことを好きになってくれるかもしれないからな! そんな俺の哀しい孤軍奮闘っぷりを、傍で見つめる少女がいた。パンジーこと三色院菫子。三つ編みメガネな陰気なヤツ。まぁなんというか、俺はコイツが嫌いです。なのに……俺を好きなのはお前だけかよ。
 第22回電撃小説大賞<金賞>受賞作!
 終盤になってシリアス要素を入れてまとめるのではなくて最後までゲラゲラ笑えるラブコメだけで通してほしかったとか、最後まで読んでもパンジーの言動はちょっと理解しがたいといった多少の不満点はあれどなかなか面白かった。主人公の一人称がテンション高い系で最初はついていけるか心配になったけどほとんど気にならずさくさく読めたし、クズなところもあるけど普通に好感が持てる主人公で楽しく読めた。異能もSF要素も純愛や何か打ち込んでいるスポーツや趣味といった青春要素もまじえず、純粋にラブコメだけで通していたのも良かったのだけど、この点は先述の通り終盤になってちょっと崩れたのが惜しい。続きにも期待。

夕空のクライフイズム(1) (ビッグコミックス)夕空のクライフイズム(1) (ビッグコミックス)
手原和憲
小学館 2014-04-30

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「勝つことにこだわるよりも美しいサッカーにこだわって最高の負け試合で美しく散ろう」といった感じのコピーを見かけて気になったので読んでみたけど、べつに勝つことを放棄しているわけじゃなくて、せこく勝ちを狙うよりはやることをやりきって悔いのない試合をした方がいいという考え方でそれほど特別な話じゃないな。展開の方も一見奇抜だけど実は効果的な練習で強くなって、と実に王道。なので期待したような目新しさはなかったけど、王道の面白さはあって普通に楽しめた。