個人的な注目作品を紹介したり、たまに感想を書いたり
ミスティック・ミュージアム (HJ文庫 ふ 4-1-1)ミスティック・ミュージアム (HJ文庫 ふ 4-1-1)
森井 しづき
ホビージャパン 2008-07-01

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 19世紀のロンドン、大学生の主人公・ダドリーは夜の大英博物館で神を名乗る少女・アルダに出会い、以後彼女にとりつかれることになる。そんなある日、ダドリーは何者かに命を狙われて……というストーリー。第2回ノベルジャパン大賞佳作受賞作。びっくりするほど地味な作品だった。

「わがまま女神降臨! 怒る、すねる、火を投げる!? 無茶でかわいい女神様」という帯のあおり文句からするとラブコメものかと思いそうになるけど、それほどラブコメな要素はなくて、主人公がヒロインと出会ってちょっとした事件に巻き込まれておしまいといった感じ。神を名乗る存在が他にも出てきてハデなバトルを繰り広げるわけでもなく、ミステリアスな事件の真相を究明しようと知恵をふりしぼるわけでもなく、主人公とヒロインの甘い恋愛模様が描かれるわけでもなく、もの凄い地味。ただ、実際の人物をモデルにしたという博物館の館長は、味のある魅力的な登場人物で良かった。
つぐもも 1 (1) (アクションコミックス) (アクションコミックス)つぐもも 1 (1) (アクションコミックス) (アクションコミックス)
浜田 よしかづ
双葉社 2008-06-28

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 一也の前に母の形見の「桜の帯」の付喪神であるという美少女が現れて……というストーリー。ひとに害をなす付喪神とのバトルあり、ラブコメあり、微エロ要素ありな作品。どこかで見たような絵柄だと思ったら、作者は新ソード・ワールドRPGリプレイ集へっぽこシリーズのイラストや漫画版を担当されていた方ですな。

 まあ、ごく無難にまとまった妖怪(付喪神だけど)バトルものといった印象。特に突出して何が優れているというわけでもないけど、そこそこ楽しめた。