![]() | 魔女ルミカの赤い糸 2 (2) (MF文庫 J た 5-2) 田口 一 メディアファクトリー 2008-01 by G-Tools |
主人公と魔女のヒロインが(この2巻の開始時点ではヒロインは元・魔女ということになるが)他の魔女や悪魔と戦う話。主人公がヒロインの身体の中心にキスするほど魔女としての力は強くなるという設定がミソで、手は当たり前、鎖骨、胸元、おへそ、背中、ふともも、ふくらはぎなどにキスしまくり舌を這わせまくりとエロスの大盤ぶるまい。昨今ではエロ描写の過激なライトノベルもあふれているけど、この作品はその最先端グループに入っているかと。当然イラストもエロいものが多いので、本屋で中身を確認する時や、店員さんにカバーをつけてもらう時は要注意(特に口絵一枚目)。
とまあ、エロ要素は今回も十分だったものの、前回は魔女という設定にふさわしい独特の妖しい雰囲気が魅力だったのに、なんだか今回はよくあるラブコメ異能バトルみたいになってしまっていていまいちだった。特にサブヒロインの由奈はただのお邪魔虫にしか見えなくていらない気が。この手のサブヒロインを用意するのはわかるけど、それならそれでもっと魅力的に描いてほしいところ。
全体的には期待外れだったけど、いくつか良かった点もあったので列挙。以下ネタバレ。
![]() | はやて×ブレード 8 (8) (電撃コミックス) 林家 志弦 メディアワークス 2008-01-26 by G-Tools |
少女たちがペアを組んでチャンバラバトルを繰り広げるという学園百合チャンバラコメディーもの。成分比としては、コメディー>百合>チャンバラ。多数の登場人物が出てくる作品だけど、とにかくどの登場人物も非常に個性的で魅力的。ペアを組んでチャンバラバトルをするルールなのでそこで擬似的な百合関係が生ずるのだけど、明確な恋愛感情を表に出した描写はあまりないし、キスシーンなどもまったくなし。でもなんというか、さすが百合スキーな作者だけあるというか、少女たちが互いに互いを大切に思う様子はいかにも百合らしさを感じさせてお見事。チャンバラバトルは軽い味付けみたいなものだけど、最近はシリアス要素も増えてきたかな。
この第8巻ではついにあのキャラがキターーーーーーーーーーーー!!!!!!!
設定からしていつかは登場するだろうと思っていたけど、ここにきてとうとう出陣。でも今回は顔見せだけだったので本格的参戦が待ち遠しい。
![]() | となりのウチナーンチュ 早見 裕司 理論社 2007-12 by G-Tools |
GA文庫の『メイド刑事』シリーズや富士見ミステリーの『Mr.サイレント』シリーズの早見裕司氏の作品。児童書。沖縄ネタが、わたし、気になります。
![]() | 征服娘。 (集英社スーパーダッシュ文庫 (か12-1)) 神楽坂 淳 集英社 2008-01 by G-Tools |
ありそうでなかった13歳の少女が智謀を武器に野望成就を目指す話らしい。ライトノベルでは美少女が活躍する話なんてめずらしくもないけど、普通に考えればやはり男性社会で女性はいろいろ不自由を強いられるわけで。作者はトクマ・ノベルズEdgeの『大正野球娘。』の人のようなので文章力も問題ないだろうし。わたし、気になります。
![]() | マーベラス・ツインズ (1)謎の宝の地図 [GAMECITY文庫] (GAME CITY文庫 こ 2-1) 古龍 川合 章子 光栄 2008-01-24 by G-Tools |
ライトノベルらしいイラストがついているけど、作者は武侠小説作家としてとても有名な方ですな。金庸は残念ながら好みに合わなかったけどこちらはどうか、わたし、気になります。
![]() | 少女ノイズ 三雲 岳斗 光文社 2007-12-14 by G-Tools |
三雲岳斗氏の連作推理短編集。本屋でちょろっと最初の方だけ読んだけど、主人公とヒロインのやりとりが良さそうだった。わたし、気になります。
![]() | ロミオの災難 (電撃文庫 ら 4-5) 来楽 零 メディアワークス 2008-01-10 by G-Tools |
『哀しみキメラ』の来楽零さんの新作。『哀しみキメラ』は残念ながら好みに合わなかったのだけど、同じように『キメラ』は楽しめなかった人でもこちらは良かったという意見が出ているようなので。わたし、気になります。
![]() | シュレディンガーのチョコパフェ (ハヤカワ文庫 JA ヤ 6-1) 山本 弘 早川書房 2008-01 by G-Tools |
普段SFものは読まないのだけど、山本弘さんの作品であるということと表紙イラストに釣られて。単行本で出た『まだ見ぬ冬の悲しみも』+1編という収録内用のようなので単行本の方をすでに読んだ人は要注意。わたし、気になります。
![]() | セカンドウィンド 1 (1) (ピュアフル文庫 か 2-2) 川西 蘭 ジャイブ 2007-11 by G-Tools |
スポーツもの小説は好物なので。わたし、気になります。
![]() | ぼくの生徒はヴァンパイア 1 (1) (まんがタイムコミックス) 玉岡 かがり 芳文社 2007-11-27 by G-Tools |
ヴァンパイアの女の子の家庭教師をすることになって、という4コマ漫画。主人公は自分の生徒の少女がヴァンパイアだということを知っても特に恐れもしないし、ヴァンパイアといいながら太陽の光を浴びても全然平気だし、あまり設定を上手く活用できていない気が……。他にこれといった特徴もないし。でもツボにはまったのか、とても面白くて満足できた。続きが楽しみ。
![]() | モーフィアスの教室 (電撃文庫 み 6-20) 三上 延 メディアワークス 2008-01-10 by G-Tools |
評判が良さそうだったので手に取ってみたけど、よくある学園異能バトルものとしか思えなくて微妙。同じ電撃文庫だと三雲岳斗氏の『i.d.』とよく似た印象だった。学園もので、事件が起こって、犯人探しの謎ときがあって、最後にバトル。その最後のバトルもたかだか身体能力が上がるだけで地味だし。べつに派手な異能力合戦ばかりがバトルだとは思わないが、それならそれで別の何かで迫力を持たせてほしかった。毎回幼馴染キャラが出てくるということで有名な作者らしいけど、今回もしっかり幼馴染キャラは登場。でも期待したほどニヤニヤするような描写はなくて残念。設定からして最終的にはこの幼馴染との関係性が大きな問題になるのは間違いなさそう。ホラーっぽい描写はなかなか上手くて良かった。次はよほど気が向かない限り手は出さないと思う。
![]() | あまえないでよ!!MS 2 (ガムコミックスプラス) (ガムコミックスプラス) 宗我部 としのり ワニブックス 2008-01-25 by G-Tools |
六人(+α)の尼僧の美少女とのエロコメ漫画。悪霊や悪だくみする一派とのバトル要素もあり。無印からMSになってエロが増えてしかも露骨になり、それでいて主人公である逸剛のいいところを描いた場面は少なくなってほとんど空気になってしまっている気が。MSよりも無印版の方がエロコメあり、学園もの要素あり、お寺もの要素ありで良かったと思うんだけどなあ。今回は京、志瑞理に続いて先代六道尼(修羅道)である麗が登場で、しばらくは結子偏になりそう。結子の今後がどうなるかは気になるけど、あまり積極的に続きが読みたいとは思わないな。
▼ 今週発売の注目作
1/28
1/29
1/30
『GUNSLINGER GIRL -IL TEATRINO-』EDテーマ
[第9回エンターブレインえんため大賞<優秀賞>]
Pieces of the World ―椋本夏夜画集―

1/31
天元突破グレンラガン ヨーコ写真集

2/01
[第11回スニーカー大賞<奨励賞>受賞者]
![]() | GA-芸術科アートデザインクラス 2 (2) (まんがタイムKRコミックス) きゆづき さとこ 芳文社 2008-01-28 by G-Tools |
1/29
![]() | 恋花温泉 5 (5) (ジェッツコミックス) 川津 健二朗 白泉社 2008-01-29 by G-Tools |
1/30
![]() | doll 多田葵 Lia Lia 多田葵 マーベラス エンターテイメント 2008-01-30 by G-Tools |
![]() | 千の剣の舞う空に 岡本 タクヤ 柏餅 よもぎ エンターブレイン 2008-01-30 by G-Tools |
Pieces of the World ―椋本夏夜画集―

1/31
![]() | 蟲師~天降る里~ 特典 “蟲師"オリジナル巾着袋付き マーベラスエンターテイメント 2008-01-31 by G-Tools |
天元突破グレンラガン ヨーコ写真集

2/01
![]() | デビルズ・ダイス 1の目 (1) (角川スニーカー文庫 205-1) いとう のぶき 角川書店 2008-01 by G-Tools |
![]() | ミスマルカ興国物語 1 (1) (角川スニーカー文庫 150-20) 林 トモアキ 角川書店 2008-01 by G-Tools |
![]() | いちばんうしろの大魔王 (HJ文庫 (み01-02-01)) 水城 正太郎 伊藤 宗一 ホビージャパン 2008-02-01 by G-Tools |
![]() | まんまんちゃん、あん。 1 (1) (バーズコミックス) サトウ ナンキ きづき あきら 幻冬舎コミックス 2008-01-24 by G-Tools |
お寺という特殊な環境で女子高生で未亡人の主人公を中心に様々な人の生々しい思惑が絡み合う様子を描いた作品。でも個人的には女子高生未亡人という響きと表紙の巨乳っぷりにひかれて手を出してみたのにエロ要素は薄くて残念(いや、当然といえば当然だろうけどさ)。なんというかもっとこう、お寺に残るためにイヤイヤ後添いの男に抱かれるような展開があるかとよこしまな期待をしていたのに(どう考えても期待する方向が間違っています)。だいたい仮にも結婚していたという設定なのに、ヤっていないというのはいかがなものかと。
![]() | お隣の魔法使い 永遠は三つめの願い (GA文庫 し 1-3) 篠崎 砂美 尾谷 おさむ ソフトバンククリエイティブ 2008-01-15 by G-Tools |
主人公の少女メアリーとお隣さんのツクツクさん(トゥックトゥイック)のちょっと不思議な毎日を描いた作品。まったり日常系でおかしなことが当たり前のように起こるという設定なのでストーリー性は弱く、雰囲気が気に入るかどうかが全て(今巻のあとがきで作者は相対性の物語と表現していた)。個人的には今回はいまいちかと思ったけど、最終的にはけっこう気に入ったエピソードも見つかってまあまあ満足。お気に入りは、折り紙のエピソード、屋形船のエピソード、スタンプラリーのエピソード、クリスマスのエピソード、スゴロクのエピソード、それと最後の話。裏表紙のあらすじに最終話なんて文字があったからこれが最後なのかとあせったけど、この作品は3年間でひとくくりという縛りがあるそうで、この巻の最後の話が時系列的に一番最後の話ということらしい。でも3年の間にはまだまだ描かれていないエピソードがあるそうなので、次もあるとしたら次からは時系列バラバラで収録されるとのこと。
▼ そらいろな
![]() | そらいろな (電撃文庫 い 2-9) 一色 銀河 メディアワークス 2008-01-10 by G-Tools |
『若草野球部狂想曲』の一色銀河氏の新作、それも野球ものということで読んでみた。再び野球ものに戻ってきたのは、やはり前シリーズ『想いはいつも線香花火』は人気がなかったからなのかね(個人的には1巻だけ読んですぐに切ってしまった)。あとがきによると今回野球ものにしたのは編集者の指導というわけではなく、作者自身が希望したからのようだけど。
中学のころはNo.1左投手として名を轟かせた主人公がワケありで無名の高校に進み、そこで再び活躍するという野球ものとしては王道のストーリー。メイドな姿でお食事の世話をしてくれるちっちゃくて可愛い先輩なども出てくるけど萌えラブコメなんて飾りです偉い人にはそれが(略) 冗談抜きに真面目な話、この萌えラブコメ描写はいらなかった気が。せっかく野球に関する描写は熱くてよく書けているのにこの萌えラブコメ描写はアンバランスで、むしろ邪魔に思えてしまった。あと主人公がそれなりの理由があるから仕方ないとはいえ、後半になるまでうじうじしたままだったのがすっきりしなかった。とまあマイナス点もあったものの、あいかわらず野球描写は秀逸。やはりこの作者は野球描写が上手いなあ。『若草野球部狂想曲』は男女混成チームだったので、どうしても公式戦は描けないという縛りがあったけど、今回は王道に甲子園を目指す話なのでそのへんをどう描いてくれるか、いろいろ制限の厳しい設定の主人公だけど、どう上手く活躍させてくれるかが今後の気になるところ。
▼ カプレカ(1)
![]() | カプレカ 1 (1) (CR COMICS) 松本 真 ネツ マイカ ジャイブ 2008-01-07 by G-Tools |
改造人間の少女ふたりが化物と戦う話。戦う動機が莫大な借金を返済するためだったり、キスして合体できるなどという設定があったりでもっとギャグ寄りの作品に思えるけど、意外と中身はシリアス路線。ふたりの少女がキスして合体というあたりに百合の要素を期待して手を出してみたのだけど、思ったほど百合描写は濃くなくて残念。せっかく設定はいいのにもったいない。また、途中からふたりと関わる少年が出てくるので、百合ものに男が関わるのは厳禁という人は要注意。単純にストーリーだけ見てもまだ1巻だからか基本的に、導入部→怪物が出る→合体する→倒す、というお約束の展開のくり返しでしかなくてもの足りなかった。あと「合体後はふたりの意識が継続されるわけではなく、まったくの別人。そのため一度合体したらもとに戻れなくなる恐れがあるので合体することを嫌がる」という設定のわりには、けっこう気軽に変身し過ぎの気が。全体的にいろいろ惜しい感じの作品。
![]() | 彼はトモダチ 1 (1) (講談社コミックスフレンド B) 吉岡 李々子 講談社 2008-01-11 by G-Tools |
![]() | 鋼殻のレギオス 1 (1) (角川コミックス ドラゴンJr. 122-1) 雨木 シュウスケ 深遊 富士見書房 2008-01-09 by G-Tools |
富士見ファンタジア文庫の『鋼殻のレギオス』の漫画版。漫画を描いているのは原作のイラスト担当。漫画版ではニーナがメイン。ツェルニに似た少女を保護することになったが、彼女は何者かに狙われていて……というシリアス調の前後編第1話・第2話と、教師を目指す先輩を手助けするギャグ寄りの第3話、あとは漫画版のプロローグと、おまけの「なぜなにレギオス」収録。
こうして漫画版を読んでみて気づいたのだけど、この作品って設定がわかりにくいなあ。移動する都市だとか、電子精霊とか、武芸者とか、錬金鋼とか、剄とか、念威とか。あまり細かいことを気にせず楽しめる人ならいいだろうけど、そのへんひっかかってしまう人にはまるで意味不明だろうし、原作を読んでいないとまずついてこれない気が。原作は人気があるからアニメ化するのではという声もあるのだけど、もし本当にアニメ化するとしたらこのへんの設定をどう上手く説明するかが大きな課題のひとつになりそう。シリアス調の話はいまいちだったが、ギャグ描写は面白かった。いっそのことギャグに徹してくれた方が良かった気が。第1巻ということでまだ続くようだけど、とりあえず次も読むかどうかは保留。
▼ 今週発売の注目作
1/23
『GUNSLINGER GIRL -IL TEATRINO-』OPテーマ
『true tears』OPテーマ
1/24
「パピルス」で好評連載中の「阪急電車」が待望の書籍化!
1/25
『H2O 〜FOOTPRINTS IN THE SAND〜』OPテーマ
1/26
![]() | たった1つの想い KOKIA マーベラスエンターテイメント 2008-01-23 by G-Tools |
![]() | リフレクティア eufonius 菊地創 riya ランティス 2008-01-23 by G-Tools |
1/24
![]() | 阪急電車 有川 浩 幻冬舎 2008-01 by G-Tools |
1/25
![]() | FORTUNE ARTERIAL 初回限定版 (予約特典「FORTUNE ARTERIALマテリアルコレクション」付) オーガスト 2008-01-25 by G-Tools |
![]() | 夏神 アトリエかぐや(TEAM HEARTBEAT) 2008-01-25 by G-Tools |
![]() | TVアニメ「H2O」OPテーマ 片翼のイカロス 榊原ゆい 藤間仁 菊田大介 ブロッコリー 2008-01-25 by G-Tools |
![]() | 魔女ルミカの赤い糸 2 (2) (MF文庫 J た 5-2) 田口 一 メディアファクトリー 2008-01 by G-Tools |
![]() | あまえないでよ!!MS 2 (ガムコミックスプラス) (ガムコミックスプラス) 宗我部 としのり ワニブックス 2008-01-25 by G-Tools |
1/26
![]() | はやて×ブレード 8 (8) (電撃コミックス) 林家 志弦 メディアワークス 2008-01-26 by G-Tools |
▼ 暴れん坊少納言
暴れん坊少納言1 (ガムコミックスプラス)

この1巻を読んでいる最中に2巻も出るとの情報は得ていたけど、あまりに1巻の最後の話が最終回みたいだったので、読み終わった後あわててネットで調べなおしてみて、どうやら間違いなく出るようとわかって一安心。この巻の最後の話である第6話できれいにまとめているけど、これで終わるのはあまりにもったいな過ぎる。2巻は2月25日発売とのこと。ちぃ、おぼえた。
というわけで後先になったけど作品の紹介。古典などでおなじみの清少納言の活躍を描く作品。当然漫画ということでいろいろアレンジされているわけだけど、作品の中に上手く和歌や当時の風習が組み込まれていてちょっとしたトリビアとして楽しめるし(ついでに単行本では本編では割愛したり変更した正しい平安知識を勉強する「平安高校課外補習」というおまけコーナーがある)、何よりも主人公の清少納言をはじめとして登場人物たちが非常に魅力的。見合い相手の則光、則光の悪友の宣孝、清少納言が仕える中宮定子、直接の上司であり嫌な上司でもある宰相の君、同僚の和泉式部、そして同時代のもう一人の天才・紫式部。則光との恋愛模様も気になるし、紫式部とのやりとりももっと見てみたい。今から2巻が楽しみ。

この1巻を読んでいる最中に2巻も出るとの情報は得ていたけど、あまりに1巻の最後の話が最終回みたいだったので、読み終わった後あわててネットで調べなおしてみて、どうやら間違いなく出るようとわかって一安心。この巻の最後の話である第6話できれいにまとめているけど、これで終わるのはあまりにもったいな過ぎる。2巻は2月25日発売とのこと。ちぃ、おぼえた。
というわけで後先になったけど作品の紹介。古典などでおなじみの清少納言の活躍を描く作品。当然漫画ということでいろいろアレンジされているわけだけど、作品の中に上手く和歌や当時の風習が組み込まれていてちょっとしたトリビアとして楽しめるし(ついでに単行本では本編では割愛したり変更した正しい平安知識を勉強する「平安高校課外補習」というおまけコーナーがある)、何よりも主人公の清少納言をはじめとして登場人物たちが非常に魅力的。見合い相手の則光、則光の悪友の宣孝、清少納言が仕える中宮定子、直接の上司であり嫌な上司でもある宰相の君、同僚の和泉式部、そして同時代のもう一人の天才・紫式部。則光との恋愛模様も気になるし、紫式部とのやりとりももっと見てみたい。今から2巻が楽しみ。
![]() | 七人の武器屋1/7 (角川コミックス ドラゴンJr. 118-1) 今野 隼史 富士見書房 2007-12-08 by G-Tools |
あとがきで作者自身が述べている通り原作とは別の味付けになってしまっていて、原作ファンにどう受けとめられるかは微妙な気がするが、個人的にはこの絵柄と作風が好みに合っていて十分良かった。次はこの作者のオリジナル作品を読んでみたい。あるいは『七人の武器屋』がまた漫画化する機会があるなら、今度は長編で七人の活躍を描いてほしい。
![]() | マイティ・ハート 1 (1) (少年チャンピオン・コミックス) マツリ セイシロウ 秋田書店 2008-01-08 by G-Tools |
悪の秘密結社と戦う正義の変身ヒロインという特撮番組のような基本設定
実は主人公は悪の秘密結社の幹部で、クラスメイトであり宿敵でもある変身ヒロインの少女に恋しているというラブコメ要素あり(主人公の方は相手の正体を知っているが、ヒロインの方は主人公の正体を知らない)
このヒロインは激弱なんだけど恥じらいが頂点に達するとエネルギーを放出するというバカ設定(褒め言葉)によって毎回ヒロインの恥じらいを楽しめる(敵がヒロインにセクハラして恥ずかしがったヒロインがエネルギーを放出し逆転というのがお約束。敵の方もある程度承知の上でセクハラしている)というサービス要素もあり
以上の三点が特徴の、まあ簡単に言うと特撮系ラブコメ(微エロ要素あり)作品。絵があまり好みじゃないし、思ったよりもエロ要素が薄めだったのは残念だったが、基本的に一話完結方式で(一部続く話もあり)手軽に楽しめて良かった。頭の力を抜いてゆるゆると読むのにちょうどいい感じ。ずいぶん気になるところで終わっているわりには、次も出るかどうかは1巻の売り上げ次第だそうで。もともと読み切り作品だったそうでシリーズ化するとは考えていなかったようだから、あまり無理して長引かせなくてもいいと思うのだけど、とりあえず1巻のこの続きがどうなるかは気になるので2巻までは出てほしいなあ。
ツバサ-RESERVoir CHRoNiCLE-
CLAMPはまたヒロイン殺しか。今週の『絶望先生』の最後のオチになんてタイムリーな。
スクールランブル
ああ、そういえばこういう話の流れだったっけ。近ごろはしっかり読んでいないのですっかり先週の話忘れてたけど。でもこの作品でこんなシリアス展開を持ってこられてもなあ。
ベイビーステップ
そういやむかし通り過ぎる電車の乗客を見て動体視力を鍛えるなんてボクシングアニメがあったっけ。もう何て作品だったか思い出せないけど、そこだけ今でもおぼえている。
CLAMPはまたヒロイン殺しか。今週の『絶望先生』の最後のオチになんてタイムリーな。
スクールランブル
ああ、そういえばこういう話の流れだったっけ。近ごろはしっかり読んでいないのですっかり先週の話忘れてたけど。でもこの作品でこんなシリアス展開を持ってこられてもなあ。
ベイビーステップ
そういやむかし通り過ぎる電車の乗客を見て動体視力を鍛えるなんてボクシングアニメがあったっけ。もう何て作品だったか思い出せないけど、そこだけ今でもおぼえている。
“文学少女”と月花を孕く水妖 (ファミ通文庫 の 2-6-6)

ミステリっぽい雰囲気と文学作品の重ね合わせが魅力の“文学少女”シリーズ第6弾。今回はシリーズ初の番外編ということで短編集にでもなるのかと思っていたのだけど、いつも通りの長編ですな。時系列的にはちょっとさかのぼって第2作目と第3作目の間に起こった出来事。ただしあとがきによると次の第7作目の予告編も兼ねているので普通に刊行順に読むのを推奨とのこと。登場人物は遠子先輩、心葉、麻貴の3人がメインなのと少々出番が少なめながら流人が出てくるぐらいで、残念ながら琴吹ななせ、芥川、竹田千愛の出番は全くなし。その他、番外編らしい点といえば、遠子先輩がシリーズ初の私服姿だったことと、いわくつきの洋館が舞台で挙動が不審な使用人たちも出てきてといつもよりやや怪奇ミステリ色が強めに思えたこと。それと読んでいて死にたくなるような登場人物の病みっぷりがこのシリーズの大きな特徴のひとつでもあるのだけど、今回は病みっぷりはいつもよりも控え目だったかな。遠子先輩の愛らしさと、最後に“文学少女”がもたらす明るく前向きな希望はいつも通り。今回も見事きれいにまとめていた。あとがきからすると作者としても短編集は出したいと思っているようだけど、次は卒業編で確定で短編集が出せるかどうかは読者の人気次第? まあ、今の調子なら十分出せそうに思えるが。では以下ネタバレ。

ミステリっぽい雰囲気と文学作品の重ね合わせが魅力の“文学少女”シリーズ第6弾。今回はシリーズ初の番外編ということで短編集にでもなるのかと思っていたのだけど、いつも通りの長編ですな。時系列的にはちょっとさかのぼって第2作目と第3作目の間に起こった出来事。ただしあとがきによると次の第7作目の予告編も兼ねているので普通に刊行順に読むのを推奨とのこと。登場人物は遠子先輩、心葉、麻貴の3人がメインなのと少々出番が少なめながら流人が出てくるぐらいで、残念ながら琴吹ななせ、芥川、竹田千愛の出番は全くなし。その他、番外編らしい点といえば、遠子先輩がシリーズ初の私服姿だったことと、いわくつきの洋館が舞台で挙動が不審な使用人たちも出てきてといつもよりやや怪奇ミステリ色が強めに思えたこと。それと読んでいて死にたくなるような登場人物の病みっぷりがこのシリーズの大きな特徴のひとつでもあるのだけど、今回は病みっぷりはいつもよりも控え目だったかな。遠子先輩の愛らしさと、最後に“文学少女”がもたらす明るく前向きな希望はいつも通り。今回も見事きれいにまとめていた。あとがきからすると作者としても短編集は出したいと思っているようだけど、次は卒業編で確定で短編集が出せるかどうかは読者の人気次第? まあ、今の調子なら十分出せそうに思えるが。では以下ネタバレ。
![]() | 七人の武器屋ノース・エンデ・クライシス! (富士見ファンタジア文庫 158-7) 大楽 絢太 富士見書房 2007-12 by G-Tools |
期待していたのは前巻の裏側を描いたエピソードだったけど、短編の方も面白かったなあ。3話だけでなくもっと短編の話も読んでみたかった。アスベル編以降のマーガスは修業の成果かずいぶんたくましくなった印象が。アスベルの学校で知り合った面々も魅力的で、こいつらの出番はもうあまりないかと思うともったいない。伏線らしきものもあったし、外伝としてアスベルでの仲間の話も読んでみたいな。次で最終巻になるだろうとのことだけど、今回のアスベルの仲間の描写や、前巻のケンジ主人公版の描写から察するに新シリーズも期待できそうで良かった。まずは『武器屋』の次巻を楽しみにしつつ、次のシリーズにも期待。
![]() | 虐殺魔法少女ベリアル☆ストロベリー(1) (BLADE COMICS) 倉藤倖 日日日 マッグガーデン 2008-01-10 by G-Tools |
魔法少女に変身して悪魔と戦う話、といえばよくあるパターンのように思えるけど、この作品の世界ではすでに悪魔に世界を支配されていて、一体目の悪魔を殺した時点で主人公は指名手配犯にされ追われる身となるというのが特徴。魔法少女といってもバトルメインで、どちらかといえば変身ヒロインものですな。第1話〜第4話まで収録。原作担当がライトノベル作家の日日日氏。もっとも個人的にはこの原作者の作品は読んだことなくて、手を出したのは表紙絵に釣られて。でも中身の絵はいまいち力不足。ストーリーの方も設定をちょっとひねっただけでそれほど面白いというわけでもない……と思っていたけど、2人目の魔法少女が出てくる3話目以降はけっこう良かった。あとがきによると主人公である1人目の魔法少女の京はあらゆる意味で『普通の女の子』として描写しているそうだが、むしろ2人目の平家和美の方が普通の女の子らしくて共感しやすかった気が。いちおう魔法少女として悪魔と戦える力を持っているものの、敵の勢力の大きさにおびえて迫害されてもおとなしくしているところとか、でも理想の自分とのギャップに苦しんだりするところとか。というわけで主人公の今後よりもどちらかというと和美がどうなるのかの方が気になるのだけど、2巻目も読んでみるかどうかはとりあえず保留。
![]() | るーむROOM NO.1301 1 (1) (角川コミックス ドラゴンJr. 121-1) 新井 輝 さっち 富士見書房 2008-01-09 by G-Tools |
![]() | MOONMIX! TYPEMOON作品集 内村 かなめ エンターブレイン 2005-10-24 by G-Tools |
タイトル通り各アンソロ本に収録されたTYPEMOON作品ネタを集めて一冊にした本。『月華』の方は知っていたけど、こちらは最近になって知って手を出してみた。Fateネタ(stay nightのみでhollowやzeroネタはなし)、月姫ネタ(メルブラネタまで含む)、それぞれちょうど半々ぐらいの分量。収録されている作品中読んだことがあるのは一作のみだった。この作者の作品はこういうふうに一冊にまとまることがあるのがありがたい。たしか『Kanon』でも一冊にまとまった本があったっけ。他のゲームの作品も一冊にまとめて出してほしいし、Fateもhollowネタやzeroネタも読んでみたいなあ。
Dクラッカーズ+プラス―世界-after kingdom- (富士見ファンタジア文庫 (96-30))

ファンタジア文庫移籍の新装版には興味なかったが、最後のこれは完全オリジナルの新作ということで発売を楽しみにしていた。「雨中―rainy-rainy―」「曇天―be cloud―」「落日―to the night―」「妖香―aroma―」「世界―after kingdom―」の5編収録。とはいえ大きく分ければ二つの話で、「雨中―rainy-rainy―」「曇天―be cloud―」「落日―to the night―」は一番初期のころの出来事を主に景の視点を中心に描いたエピソードで、「妖香―aroma―」「世界―after kingdom―」は本編終了後のその後を描いたエピソードなので、5本の短編を収録しているのではなく、2本の中編エピソードを収録と考えればいいかと。
では感想。辛口気味。まず前半、シリーズ初期の頃を描いた前半3話に関しては1作目の裏にはこんな出来事があったということにするにはやや厳しい気が。それにシリーズ終了後の特別書き下ろしだから仕方ないのかもしれないが、あってもなくてもどちらでも変わらないようなエピソードでしかなかったのが残念。どうせやるならもっと本編を深く掘り下げるような話にしてほしかった。できればVSキメリエス編ぐらいの。あのレベルを求めるのは酷だろうけど、それでも最終巻なんだからそれぐらい期待してしまうわけで。まあ、景が最初のころからこんなに梓ラブだったというのはなかなか興味深かったが。
本編終了後のその後を描いた後半2話は、あい変わらず昔のままで変わっていないなあと懐かしく感じられれば良かったのだろうけど、なんというか単に同じようなことをくりかえしているだけでほとんど進歩がないように感じられてしまったのが残念。千絵は当初の目標を目指して着実に進んでいるといった印象だったが、景、梓、水原の三人は単に千絵に引っぱられているだけにしか見えなかったし、甲斐もなんだか昔のことにこだわっているだけみたいであまり魅力が感じられなかったなあ。甲斐はこんなふうに昔のことを振り返って同じようなことをくり返すような男ではないと思っていたのだけど。むしろ後輩三人娘の方が成長が感じられて良かったな。
とまあ辛口の感想になってしまったけど、シリーズ開始初期から追っていた身としてはやはり懐かしかったし、感慨深かった。本編、短編ともに楽しませていただきました。今までの人生をふり返って間違いなく名作のひとつとして挙がるシリーズです。作者様、イラストレーター様、担当編集者様、その他このシリーズを生み出し、世に送り出すのに関わったすべての人々に感謝を。

ファンタジア文庫移籍の新装版には興味なかったが、最後のこれは完全オリジナルの新作ということで発売を楽しみにしていた。「雨中―rainy-rainy―」「曇天―be cloud―」「落日―to the night―」「妖香―aroma―」「世界―after kingdom―」の5編収録。とはいえ大きく分ければ二つの話で、「雨中―rainy-rainy―」「曇天―be cloud―」「落日―to the night―」は一番初期のころの出来事を主に景の視点を中心に描いたエピソードで、「妖香―aroma―」「世界―after kingdom―」は本編終了後のその後を描いたエピソードなので、5本の短編を収録しているのではなく、2本の中編エピソードを収録と考えればいいかと。
では感想。辛口気味。まず前半、シリーズ初期の頃を描いた前半3話に関しては1作目の裏にはこんな出来事があったということにするにはやや厳しい気が。それにシリーズ終了後の特別書き下ろしだから仕方ないのかもしれないが、あってもなくてもどちらでも変わらないようなエピソードでしかなかったのが残念。どうせやるならもっと本編を深く掘り下げるような話にしてほしかった。できればVSキメリエス編ぐらいの。あのレベルを求めるのは酷だろうけど、それでも最終巻なんだからそれぐらい期待してしまうわけで。まあ、景が最初のころからこんなに梓ラブだったというのはなかなか興味深かったが。
本編終了後のその後を描いた後半2話は、あい変わらず昔のままで変わっていないなあと懐かしく感じられれば良かったのだろうけど、なんというか単に同じようなことをくりかえしているだけでほとんど進歩がないように感じられてしまったのが残念。千絵は当初の目標を目指して着実に進んでいるといった印象だったが、景、梓、水原の三人は単に千絵に引っぱられているだけにしか見えなかったし、甲斐もなんだか昔のことにこだわっているだけみたいであまり魅力が感じられなかったなあ。甲斐はこんなふうに昔のことを振り返って同じようなことをくり返すような男ではないと思っていたのだけど。むしろ後輩三人娘の方が成長が感じられて良かったな。
とまあ辛口の感想になってしまったけど、シリーズ開始初期から追っていた身としてはやはり懐かしかったし、感慨深かった。本編、短編ともに楽しませていただきました。今までの人生をふり返って間違いなく名作のひとつとして挙がるシリーズです。作者様、イラストレーター様、担当編集者様、その他このシリーズを生み出し、世に送り出すのに関わったすべての人々に感謝を。
![]() | 暴れん坊本屋さん (1) (Un poco essay comics) 久世 番子 新書館 2005-09 by G-Tools |
![]() | GA -芸術科アートデザインクラス- (1) (まんがタイムKRコミックス) (まんがタイムKRコミックス) きゆづき さとこ 芳文社 2006-09-27 by G-Tools |

新しい年が始まってまだ10日もたっていないのに、いきなり今年一番の最高傑作かもしれない作品が出てしまった(まあ正確には昨年末ごろに出された作品なんだけど)。
ライダー・ウェイバー組は最後まで輝いていました。まぎれもなくこのZeroの主役を務めた一組のうちのひとつ。ある意味、ウェイバーはこの悲惨極まりない第四次の希少な勝利者だよなあ。このウェイバーが年月を経てああいう人になるのかと思うとまた感慨深い。
ギル・綺礼組は黒い意味で輝いていました。ギルはその強烈な個性ゆえ扱いがたい登場人物だっただろうに、見事にその個性を損なうことなく魅力的に描けていたかと。特にこの最終巻のギルは王の風格があり過ぎでめっちゃカッコ良かった。綺礼さんは長い苦悩を解脱してついに覚醒。ああ、1巻のころはあんなに苦悩していたのに、すっかりS属性に目覚めてしまって。綺礼の苦悩と悟りを描いたという意味でZeroは彼の物語でもありました。
バーサーカー・雁夜組。バーサーカーがまさかあの英雄だったとは。アーサー王が出てきて聖杯を求めるという物語で、あの英雄が出てこないのはもったいないと思っていたけど、これはわからなかったな。そしてそのマスターだった雁夜は当初から予想されていたとはいえ、どこまでも空回りであわれ過ぎる。まあ、その最期は彼にとっては幸せな最期だったのかもしれないが。
最後にセイバー・切嗣組はどこまでも絶望まみれでした。最後の展開がとことんまでセイバーをどん底に突き落とす流れに仕組まれていて鬼。ボロボロになるまで打ちのめされて、それでも残った最後の最後のかすかな望みをこっぱ微塵に粉砕されるような流れだったからなあ。五次の時の聖杯戦争における想いはどんなものだったのか、もはや想像もつかん。セイバーより一足先に「聖杯」の真相にたどり着いた切嗣もまた、その絶望の深さはセイバーと変わらないほどのものなわけで。そりゃあ最後に志郎を見つけ出した時には救われた気分にもなるよなと。最後の瞬間を除いて救いようのない切嗣の人生は、stay nightの某正義の味方嫌いのあの人の人生もこんな感じだったのかなと思えてなかなか興味深かった。
全4巻、つじつまを合わせるのは至難の業であっただろうに見事にそれを成し遂げ、Fateの世界を損なうことなく描き出してくれていて楽しませていただきました。お疲れ様でした。
Kiss×sis 2 (2) (KCデラックス)

だだ甘でスキンシップ過剰なお姉ちゃん2人が迫ってくる話。血のつながりはなくあくまで義理の姉。作者は『まほろまてぃっく』や『ファイト一発!充電ちゃん!!』のぢたま某氏。第7話〜第12話まで収録。作中の時期が年末から受験直前までということで、ちょうどタイムリーですな。それだけ単行本化されるのが遅かったということかもしれないけど。こたつの中で互いの股間を足でいじり合ったり、おしっこの場面に立ち会ったり、唇にチョコを塗ってキスしまくったり、3Pの予行演習をしたり、どう見ても立派にエロ漫画です。本当に(略) 電車で読もうとしたけど、さすがに耐えきれなかったよ。1巻を読んだ時は期待したほどじゃなかったと思ったし、この2巻に手を出してみたのもとりあえず新年1発目に何か新刊がほしかったからで、正直いまの時期に発売するのでなければスルーするつもりだったのだけど、今回はまあまあ良かった。お気に入りは第10話。バレンタインの話。やはりこういうふうにキスしまくる話が好き。これなら切らずに3巻も読んでみてもいいか。3巻は秋ごろ発売予定とのこと。

だだ甘でスキンシップ過剰なお姉ちゃん2人が迫ってくる話。血のつながりはなくあくまで義理の姉。作者は『まほろまてぃっく』や『ファイト一発!充電ちゃん!!』のぢたま某氏。第7話〜第12話まで収録。作中の時期が年末から受験直前までということで、ちょうどタイムリーですな。それだけ単行本化されるのが遅かったということかもしれないけど。こたつの中で互いの股間を足でいじり合ったり、おしっこの場面に立ち会ったり、唇にチョコを塗ってキスしまくったり、3Pの予行演習をしたり、どう見ても立派にエロ漫画です。本当に(略) 電車で読もうとしたけど、さすがに耐えきれなかったよ。1巻を読んだ時は期待したほどじゃなかったと思ったし、この2巻に手を出してみたのもとりあえず新年1発目に何か新刊がほしかったからで、正直いまの時期に発売するのでなければスルーするつもりだったのだけど、今回はまあまあ良かった。お気に入りは第10話。バレンタインの話。やはりこういうふうにキスしまくる話が好き。これなら切らずに3巻も読んでみてもいいか。3巻は秋ごろ発売予定とのこと。
▼ 神太刀女(1)
![]() | 【アライブコミックス】神太刀女1 (MFコミックス) タスクオーナ(著)/爲我井徹(原作) メディアファクトリー 2007-10-23 by G-Tools |
人の姿をもつ刀・神太刀女を使って、逆に人を乗っ取る刀・邪刀と戦う話。神太刀女は人の姿の状態でも物質を斬ることはできるが(というか触れたものすべて見境なく斬ってしまう。そのため神太刀女の使い手である主も神太刀女には触れられない)、邪刀を斬るためには人に遣ってもらわねばならないという設定の主従もの。悪くはないのだけど、ごくありがちな「平凡な日常から超常的な戦いに巻き込まれることになって」といったタイプのストーリーでしかない気が。あと神太刀女が人の姿を持っているという設定が、主と神太刀女の主従関係の面白さを描けたり、単純に美女・美少女キャラを増やせるという利点があるのはわかるが、戦いの場面では単なる武器扱いでしかないので人の姿をとれる意味が薄いのが残念。

原作担当が『まほろまてぃっく』や今度アニメ化される『シャイナ・ダルク』の原作を担当している中山文十郎氏ということで読んでみた。江戸時代、金をもらって殺しを請け負う「仕上人」と呼ばれる者たちの活躍を描いた作品。要するに「必殺仕事人」ですな。この作品ならではの特徴は最近の漫画作品らしく女性登場人物がやや多めであること、それともうひとつは少々ネタバレになるけど1話目ですぐにわかることなので触れてしまうと同業者として主人公の娘が出てくること。ただし、親子であることに気付いているのは主人公の側だけで娘の方にはわかっていない。この親子関係が最大の見所なんだろうけど、今のところそれほど特に優れた設定とは思えないなあ。だからか、作品全体としても特に悪いところはないのだけど特に魅力を感じる部分もなくて微妙な内容だった。「必殺仕事人」が好きな人、有名な原作担当なのでひょっとして今後アニメ化なんて流れもありうるかもしれないということで早めにチェックしておきたい人は読んでみてもいいかと。
![]() | メイドさんは女王様 1 (1) (ミッシィコミックス) 内村 かなめ 宙出版 2004-02-24 by G-Tools |
メイドさんは実は元・SM嬢で主人の少年をいたぶりたいと思っていて……という作品。いまいち。さすがに昔の作品だけあって絵が今と比べて劣っている。本来なら気にするほどではないのだろうけど、最新作『もっと! 委員長』を読んで間もないせいか、ずいぶん気になってしまった。『もっと! 委員長』が良かったから他の作品も、と手を出してみたけど、逆にタイミングが悪かったな。























































