小説☆☆☆

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ドミノ (角川文庫)ドミノ (角川文庫)
恩田 陸
KADOKAWA/角川書店 2004-01-01

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 微妙。こういう多数の見ず知らずの登場人物たちの行動が絡まりあって混沌とした状況を引き起こすタイプの話を読むのが初めてなら楽しめたのかもしれないけど、何作か他にも同じような作品を知っているので、これといった特徴のない凡作ぐらいの印象でしかなかった。大事件なのにコメディタッチで気軽に楽しめたのは良かった。

終奏のリフレイン (電撃文庫)終奏のリフレイン (電撃文庫)
物草 純平 藤 ちょこ
KADOKAWA 2017-03-10

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「重力子」を操る特殊なオルゴール技術と、その粋である「歌唱人形」が一般化し、ついに「電気離れ」を果たした世界。“機械しか愛せない”壊れた少年技師・タスクがある日、出会ったのは――。
「わたしは、ガラテア・シスターズNo.7/リフレイン。今このときより、貴方の『花嫁』です」
 歌唱人形技術、その始まりとなったオーパーツそのものだと主張する、美しき歌唱人形リフレイン。彼女を巡って事態は動き出す。追う者、追われる者、そして、恋をする者――。
“機械しか愛せない”少年と“人間に近づきすぎた”少女型人形。ヒトでなしの人間と、モノでなしの人形の織りなす恋が、世界を変えてゆく――!?
 世界の歯車が音色を奏でる、旋律のギアハート・ファンタジー登場!
 微妙。何度も打ち切りにあったからかやたらと主人公のまわりに女キャラを配置したり、萌え的な描写が目立つようになって、その露骨な読者サービスが逆にしらける。正直この作者の作品の中では第一作のロロが一番魅力的だったと思うのだけどな。ストーリー展開の方も『ミス・ファーブル』の劣化版、とまでは言わないまでも同等以下な印象で、個人的には『ミス・ファーブル』は好きだけどあの作品だって4巻までで続きは出てないぐらいなのだから、だとすれば今回も厳しいのではという気が。ちなみにこの作品の続きか『ミス・ファーブル』の5巻、どちらが読みたいといわれれば後者の方が読みたいです。

京都寺町三条のホームズ (双葉文庫)京都寺町三条のホームズ (双葉文庫)
望月 麻衣
双葉社 2015-04-16

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 微妙。ミステリ要素が弱いのは予想通りとして、主要キャラの造形や人間関係がベタな少女マンガみたいなのが好みに合わなかった。文章がさくさくと読みやすかったのは良かった。

近すぎる彼らの、十七歳の遠い関係 (ファミ通文庫)近すぎる彼らの、十七歳の遠い関係 (ファミ通文庫)
久遠 侑 和遥キナ
KADOKAWA/エンターブレイン 2016-04-30

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 微妙。悪くはないけど良くもない。というか、はっきり言って地味。大きな破綻はなく丁寧な描写なんだけど、それほど引き込まれるものを感じなかった。

佐伯さんと、ひとつ屋根の下 I'll have Sherbet! 1 (ファミ通文庫)佐伯さんと、ひとつ屋根の下 I'll have Sherbet! 1 (ファミ通文庫)
九曜 フライ
KADOKAWA 2017-02-28

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 微妙。ヒロインがここまで無防備で好意的だと何か裏があるのではないかと思えてなんだか落ち着かなかったし、それほど魅力を感じなかった。たぶん思春期ぐらいのころに読んでいたらすごくハマっていたと思う。そんな作風。

りゅうおうのおしごと! 5 (GA文庫)りゅうおうのおしごと! 5 (GA文庫)
白鳥 士郎 しらび
SBクリエイティブ 2017-02-14

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 微妙だった。物語として王道の流れというのはわかるけど、さすがにベタ過ぎではないかと。それに感情論に寄り過ぎているように感じられるのも好みに合わなかった。あと姉弟子の態度が急に柔らかくなった印象で違和感が。こんなわかりやすくデレている子だったっけ? もっとツンドラした子だったような気がするのだけど。正直本編よりも本編終了後の巻末のおまけの方が「ええええええっ!?!?!?」というサプライズがあって良かった。

デスマーチからはじまる異世界狂想曲9 (カドカワBOOKS)デスマーチからはじまる異世界狂想曲9 (カドカワBOOKS)
愛七 ひろ shri
KADOKAWA 2016-12-10

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 良くも悪くもいつも通り。今回のゲストヒロインのレイは魔力の充填具合によって幼女になったり成人女性になったりするという設定だったわりには、魔力節約のためほぼいつも幼女バージョンだったのは残念。べつに幼女ヒロインがダメとは言わないがせっかくの変身可能設定をもっといかしてほしかった。あと海が舞台で水着要素もあったわりにはいまいちサービスが薄かった気が。もっともこの作品はあまりラッキースケベ展開を求めるような作風じゃないけど。

Re:Monster〈4〉Re:Monster〈4〉
金斬 児狐 ヤマーダ
アルファポリス 2013-11

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 お転婆姫の国の内乱に関わって勇者とも戦うよ編といった感じ。女武者はこんなに表紙で目立っていて別世界からの来訪者である【異邦人】という美味しい設定もあるのに、たいして掘り下げられずあっさりとした出番しかなくて残念。同じ【異邦人】である某登場人物なんてあんなだったわけだから、それにくらべればはるかにマシなわけだが。勇者との戦いは三人称で描写されていたのでどの程度の力を使っていたのかよくわからんね。まあいつものごとく舐めプだったのだろうけど。

<Infinite Dendrogram>-インフィニット・デンドログラム- 1.可能性の始まり (HJ文庫)-インフィニット・デンドログラム- 1.可能性の始まり (HJ文庫)
海道左近 タイキ
ホビージャパン 2016-10-29

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各プレイヤーの行動や性格、プレイスタイルによって独自に能力が進化するシステム<エンブリオ>。人と間違うような、確かにその世界に息づくNPCたち<ティアン>。そんな夢のようなシステムを備えたダイブ型VRMMOは、瞬く間に一大ムーブメントとなって世界を席巻し、数多くのユーザーがこのゲームを楽しんでいた。大学受験を終えて東京で一人暮らしを始めた青年・椋鳥玲二もまた、受験勉強の終了を記念して、かねてより兄に誘われていたを起動する――。
 良くも悪くも少年漫画的な感じ。主人公のユニークスキルの名前のルビの振り方などいかにも少年漫画的。そのユニークスキルも絶対的に有利なものでなくちゃんと使いどころを考えなければならないそこそこバランスの取れたものなのは好印象。反面、主人公の言動が生身の人間らしくないというか漫画の登場人物みたいなのはあまり好みじゃなかった。またダイブ型VRMMOというわりにはステータスなどが出てくる以外はあまりゲームらしさが感じられなかったのも残念。総合して全体的な満足度としては並。続きは気が向けば。

29とJK2 ~大人はモテてもヒマがない~ (GA文庫)29とJK2 ~大人はモテてもヒマがない~ (GA文庫)
裕時悠示 Yan-Yam
SBクリエイティブ 2016-11-12

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 面白かったけど好みじゃない部分もあって全体としては今回も微妙。良かったのはサクサク読める文章と保険業コールセンターお仕事ネタが興味深く楽しめたこと。好みに合わなかったのはJKに惹かれる主人公の心情がやはり共感しづらいことと、今回の敵役が登場当初はずいぶん大物っぽい風格だったのが実際は下衆な小物でしかなくて残念だったこと。あと最後のあれがなんで証拠になるのかよくわからん。恋愛関係も主人公の立場もわりとはっきり動きがあったので、そんな長く続ける予定ではないのだろうか。全5巻ぐらいになるのかね。

冴えない彼女の育てかた 11 (ファンタジア文庫)冴えない彼女の育てかた 11 (ファンタジア文庫)
丸戸 史明 深崎 暮人
KADOKAWA 2016-11-19

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 表紙の通りの恵メイン回。出海や美智留の当番回をすっとばしたのはちょっとびっくりだった。でも当番回やっても今さらか(酷) 恵が何で倫也に惹かれたのかよくわからんとずっと思っていたのだけど、つまり今回の内容が答え? 恵さんDV夫に惹かれるタイプだったのね(違) ゲーム制作も終盤でそろそろクライマックスかと思うのだけど、あとがきからは終わりが近いのかそれともまだまだ続くのかよくわからんな。でもアニメ二期の放送時期の都合なども考えるとやはりまだ続きそう。今回あんな終わり方だったので次でどう転がしてくるか次第かね。

BabelII ‐剣の王と崩れゆく言葉‐ (電撃文庫)BabelII ‐剣の王と崩れゆく言葉‐ (電撃文庫)
古宮 九時 森沢 晴行
KADOKAWA 2016-11-10

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 序盤で意味ありげな二人組と出会って、この二人が今回の主要キャラなのかと思えば、その後全然出てこなくて混乱してしまった。また雫がどんな困難にも前向きにがんばる系のキャラになっていて違和感が。前巻からこんな性格だったっけ? もっと地味でおとなしい性格だったような気がするのだけど。全体的にいまいち何がやりたいのかよくわからない印象ですっきり楽しめなかった。終盤になって急にある秘密が明らかになるけど、もっと全編を通してこのテーマを前面に出して進めた方が良かったのでは。