個人的な注目作品を紹介したり、たまに感想を書いたり
私立!三十三間堂学院 (8) (電撃文庫 (1662))私立!三十三間堂学院 (8) (電撃文庫 (1662))
佐藤 ケイ
アスキー・メディアワークス 2008-10-10

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いよいよ31人目最後のヒロインが登場!
 生徒会四天王の西村千秋です。ウチのクラスに鳳かるらさんという転入生がやってきたんですけど、これが見た目も態度もいつの時代の少女漫画からいらしたんですかって感じのコテコテなお嬢様っぷりで、しかも私は気に入られてしまったらしく、ことあるごとに過剰なスキンシップを……。困ります、私たち女同士なのに……。
 そんなある日、東校舎二年の長柄さんに「後白河法行に近づくな」なんて脅迫状が届いて、生徒会の調査で容疑者として浮かび上がったのは何と鳳かるらさん!? でも、そんなのあり得ません! だってあの人は私の事が……。佐藤ケイが贈る大人気ラブコメ第8弾!
 待ちに待っていた最新刊。美沙も健子も、それに女子寮の子たちもみんなええ子や……(ホロリ)

(以下ネタバレ)

刀語 第一話 絶刀・鉋 (講談社BOX)刀語 第一話 絶刀・鉋 (講談社BOX)
西尾 維新 (著), take (イラスト)
講談社 2007-01-10

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「虚刀流はよ、刀を使わないからこそ強いんだ」

伝説の刀鍛冶、四季崎記紀(しきざききき)がその人生を賭けて鍛えた12本の“刀”を求め、無刀の剣士・鑢七花(やすりしちか)と美貌の奇策士・とがめが征く!刀語(カタナガタリ)、第1話の対戦相手は真庭忍軍十二頭領が1人、真庭蝙蝠!
衝撃の12ヵ月連続刊行企画“大河ノベル”第1弾!

西尾維新が挑む時代活劇! こんな物語を待っていた!!
 いかにもこの作者らしい時代劇だなといった感じ。さすがというべきか一定レベル以上の面白味はあってまあまあ楽しめた。ただ、今のところ長いシリーズの一冊目ということで説明が多くなり過ぎたり、抑え目になり過ぎたりで全体的に地味であまりパッとしないなあ。

 主人公の鑢七花の使う虚刀流は普通の体術と大差ないような印象だし、ヒロインのポジションにいるとがめも奇策士なんて肩書きを名乗っているわりにはこれといった活躍もなかったし、四季崎記紀の変体刀・絶刀『鉋』もただひたすら頑丈というだけだし。どれももっとハッタリをきかせた方が良かったのではないかと。そういう意味ではこの巻では敵の忍者が一番印象に残った。またシリーズ一冊目ということで最初のうちは設定説明がやや長く続くのはテンポが悪い気が。

 まだシリーズ一冊目なんだからねといわれればその通りかもしれないけど、もっとなりふりかまわないような勢いがほしかったな。まあ、さすがに12ヵ月連続刊行なんてきっついことに挑むのだから、今回は慎重なスタートを選んだということなのかね。

蛇王再臨 アルスラーン戦記13 (カッパ・ノベルス)蛇王再臨 アルスラーン戦記13 (カッパ・ノベルス)
田中 芳樹
光文社 2008-10-07

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中世ペルシアによく似た異世界の英雄物語――。
魔将軍・イルテリシュが捕らえた青年・ジャライル。彼はチュルク国王からアルスラーン暗殺の密命を受けていた。チュルクの内情を知ったイルテリシュは新たな野望を思い立つ。一方、ヒルメスは客将軍としてミスル国を掌握するも、ナバタイ王国侵攻の報を受ける。急遽、出兵するヒルメスだが……。王都へ向かう女騎士・エステルの一行が雨のため足止めされた町に、魔軍が襲来する! だが窮地に現れたのはパルス精鋭軍であった! そこには軍師・ナルサスの恐るべき策謀が……。
ついに十六翼将が並び立ち、大いなる恐怖が再臨する、瞠目の書下ろし最新作、第13弾!!
 もはや名前をおぼえていない登場人物多数だけど(笑)、それでも楽しめた。今回が大きな転換点となるのかね。

(以下ネタバレ)

4894256576くじびき勇者さま 6番札 誰が初代大統領よ!?
清水 文化 (著), 牛木 義隆 (イラスト)
ホビージャパン 2008-02-01

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休戦協定も締結され、冬至祭で華やぐ南アルテースの都市クラス。
この発明都市で、メイベルは相変わらず技術革新の中心にいた。
機関車を発明して、さらにその名声を上げるメイベルは、
いつしか西アルテースの侵攻に対する切り札として期待されていくようになって……急展開の第6巻!

 読む前は大統領とはまたなんだかいきなりエラくなったなと思っていたが、いざ読んでみると決してぶっとんだ展開というわけではなく、むしろ順当ななりゆきだと納得できるような流れでびっくり。たしかにこういう状況で、こういう社会条件で、今までのことを思えばこうなってもおかしくないのか。後世の人たちから見ればメイベルはさぞ偉大な人物のように思われているんだろうな(笑)

 しかしこれだけ技術が急激に発達すると環境問題とかがどうなるか心配になる。特にこの世界はドラゴンとの共存の問題もあるわけだし。まあドラゴンとの共存を考えねばならないからこそ、ブレーキがきく面もあるだろうけど。

 メイベルとナバルの関係はいい加減進展させてもいい気が。いや、ある意味今回もはっきりとした進展があったのだけど、ナバルの方はいまだ気づいていないありさまだしなあ。

ムシウタbug    7th.夢高まる鳴動 (角川スニーカー文庫 163-57)ムシウタbug 7th.夢高まる鳴動 (角川スニーカー文庫 163-57)
岩井 恭平
角川グループパブリッシング 2008-06-01

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徐々に一之黒亜梨子の身体を侵食してきた、銀色のモルフォチョウ。亡き親友・花城魔理の死後、亜梨子に取り憑いたその“虫”はついに、“かっこう”・リナ・ハルキヨの三人を呼び寄せる。誰よりも強い“虫憑き”の証“一号指定”を受けた彼らが揃うとき、亜梨子は魔理がモルフォチョウを自らに託した、その真相を見つける! だがその直後、怒りに震えた魔理に身体を奪われてしまい――! 迷子の虫憑きたちが紡ぐ、緊迫の第7弾!
「夢契る秘約」「夢高まる鳴動」「夢兆す集い」「夢抗う語り手」収録。これでとうとう本編もbug編も追いついてしまったなあ。これからは続きを待つ日々か。とりあえずおそらく次に出るであろうbug編がいつごろ出るのか気になるところ。


(以下ネタバレ)