個人的な注目作品を紹介したり、たまに感想を書いたり
タロットの御主人様。 (電撃文庫 な 11-8)


 え〜と……

・主人公は飛び散ったカードを回収し、封印しなければならない
・封印の手段とはキスである
・封印したカードの能力は以後己の手札として使える
・能力使用の手続きとしてやはりキスすることが必要

 ……………………どうみても『ネギま!』+『CCさくら』です本当に(略)

 ベタベタな話なんだけど、なんだかんだいいつつもイラストさえ可愛ければしっかりひっかかってしまう人間もいるわけで(どうもすみません)。そう考えるとこういうベタベタな話を書けるのも一種の才能だよなあと感心してしまう作品。いや、マジで。

 今のところ何故かカードが憑依するのは美少女ばかりなんだけど、カードは若くて見目麗しい女性にしかとりつかないとかそういった設定は特になかった気が。ということは男とか女性は女性でもかなりのお年の女性にとりつくこともあるのか? だとしたら封印はかなりの苦行になりそうな気が(笑)

 せっかくのベタベタ美少女ハーレム設定だけど、今のところあまりヒロインに魅力は感じないなあ。結夏は二人称が「キミ」だったり微妙に口調が変な気が。どう見ても本屋ちゃんな香澄はエピローグのあの行動がさすがにちょっと強引過ぎる気がして引いてしまったし、マスコットキャラの式神や依頼主のお嬢さまも騒々しかったり傲慢過ぎに思えたりでいまいちだった。

 まあ肩の力を抜いて気軽に読むにはちょうどいい作品といったところ。
エノーラ・ホームズの事件簿~ふたつの顔を持つ令嬢 (小学館ルルル文庫 ス 1-2)エノーラ・ホームズの事件簿~ふたつの顔を持つ令嬢 (小学館ルルル文庫 ス 1-2)
杉田 七重
小学館 2008-07

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 シャーロック・ホームズに妹がいたという設定のもと、その妹であるエノーラの活躍を描いた作品。謎ときの要素もあるものの、そのへんはちょっとした味付け程度ぐらい。シャーロック・ホームズも登場。というか、シャーロック・ホームズは一種の宿敵のようなポジション。当時の社会や風俗に関する描写がしっかりしていて興味深いのも特徴のひとつ。原作はすでに3巻まで出ていて、今年の9月には4巻も出るそうだけど、そのペースじゃ3巻が翻訳されるのは当分の間ないか、あってもずいぶん先になりそう。

(以下ネタバレ)
仮面のメイドガイ2 (カドカワコミックスドラゴンJr)仮面のメイドガイ2 (カドカワコミックスドラゴンJr)
赤衣 丸歩郎
富士見書房 2005-12-02

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 ご奉仕六(未アニメ化エピソード・銀行強盗やっちゃった話)、ご奉仕七(夏風邪を患ったフブキさんを看病する話)、ご奉仕八(京都の山奥で剣道修行してメイドガイ・バッジ獲得、化け物女子高生・荒屋敷との剣道勝負)、ご奉仕九(ダイエット話)、ご奉仕十(リズ登場)、そしてメイドガイの不死身の秘密に迫る(笑)ご奉仕その他収録。お気に入りはご奉仕九のダイエット話。この回やご奉仕七あたりから、一巻でも片鱗を見せていたフブキさんのドジっ娘メイドぶりがはっきりしてきますな(笑)

仮面のメイドガイ(3) (カドカワコミックスドラゴンJr)仮面のメイドガイ(3) (カドカワコミックスドラゴンJr)
赤衣 丸歩郎
富士見書房 2006-04-28

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 ご奉仕十一(未アニメ化エピソード・犬の下着ドロの話)、ご奉仕十二(年増メイド忍者登場)、ご奉仕十三(巨乳喫茶の話)、ご奉仕十四(謎の巫女さん登場、神社でリズ・荒屋敷ペアとテニス勝負)、ご奉仕十五(フブキの神社祈願)、メイド忍者の始まりを描くのと次巻への伏線のご奉仕その他収録。お気に入りはご奉仕十五。さすが神。素晴らしいファインプレイ。それにオチもよくわかっている(笑) それにしても何故このご奉仕十五だけ全6ページ? てっきりおまけエピソードかと思った。おバカなギャグをやりつつも財産を継承を迎える日へのカウントダウンは進んでいて、ついに残り日数も2桁に突入したようだけど、この調子で減っていったら遠からず財産継承の日が来てしまう気が。……まあ、継承したら継承したで続けようはあるか。

仮面のメイドガイ (4) (カドカワコミックスドラゴンJr)仮面のメイドガイ (4) (カドカワコミックスドラゴンJr)
赤衣 丸歩郎
富士見書房 2006-08-29

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 ご奉仕十六(未アニメ化エピソード・浦島太郎の話)、ご奉仕十七(リーダーくんの記憶喪失話)、ご奉仕十八(リズの兄との勝負)、ご奉仕十九(フブキさんの腰の秘密に迫る話)、ご奉仕二十(祖父のパーティーで謎の仮面メイド忍者襲撃の話)、そしてドジっ娘対決のご奉仕その他収録。お気に入りはご奉仕十七。やはりデレるなえか萌え。莫大な財産を継承することになるというのに、こんなに男に免疫がなくていいのか(笑) ほぼここまでがアニメ化された部分ですな。続きも気になるけど、またアニメ化しそうだし楽しみにとっておくか。とか言いつつ、待ちきれなくなってすぐ続きに手を出してしまいそうだけど(笑)
さよなら絶望先生 第1集 (1) (少年マガジンコミックス)さよなら絶望先生 第1集 (1) (少年マガジンコミックス)
久米田 康治
講談社 2005-09-16

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 アニメ化をきっかけにマガジン掲載分を読むようになったものの初期のころはどんな話だったのか知らないので読んでみた(アニメは数話見ただけで切った)。第一話「さよなら絶望先生」〜第十話「当組は問題の多い教室ですからどうかそこはご承知ください」収録。

 さすがに作風も絵も最近のとは微妙に違っていますな。まだ一巻だけあってか、時事ネタよりも主要メンバーとなるクラスメイトを次々と出すのが中心か。超前向き少女かと思っていた風浦可符香はある意味一番壊れているのか。第七話の可符香とか、けっこうマジに怖い。ギャグで薄められているけど、病んでいる登場人物ばかりなクラスなのね。
きみとぼくが壊した世界 (講談社ノベルス ニJ-)きみとぼくが壊した世界 (講談社ノベルス ニJ-)
西尾 維新
講談社 2008-07-07

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GOSICK01 (角川コミックス ドラゴンJr.)GOSICK01 (角川コミックス ドラゴンJr.)
桜庭 一樹 天乃 咲哉 武田 日向
富士見書房 2008-07-09

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メグとセロン3 ウレリックスの憂鬱メグとセロン3 ウレリックスの憂鬱
時雨沢 恵一
角川グループパブリッシング 2008-07-10

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輪環の魔術師3竜骨の迷宮と黒狼の姫輪環の魔術師3竜骨の迷宮と黒狼の姫
渡瀬 草一郎
角川グループパブリッシング 2008-07-10

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世界平和は一家団欒のあとに5 追いかけてマイダーリン世界平和は一家団欒のあとに5 追いかけてマイダーリン
橋本 和也
角川グループパブリッシング 2008-07-10

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付喪堂骨董店4 不思議取り扱います付喪堂骨董店4 不思議取り扱います
御堂 彰彦
角川グループパブリッシング 2008-07-10

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シフト2 世界はクリアを待っているシフト2 世界はクリアを待っている
うえお 久光
角川グループパブリッシング 2008-07-10

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ミスティック・ミュージアム (HJ文庫 ふ 4-1-1)ミスティック・ミュージアム (HJ文庫 ふ 4-1-1)
森井 しづき
ホビージャパン 2008-07-01

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 19世紀のロンドン、大学生の主人公・ダドリーは夜の大英博物館で神を名乗る少女・アルダに出会い、以後彼女にとりつかれることになる。そんなある日、ダドリーは何者かに命を狙われて……というストーリー。第2回ノベルジャパン大賞佳作受賞作。びっくりするほど地味な作品だった。

「わがまま女神降臨! 怒る、すねる、火を投げる!? 無茶でかわいい女神様」という帯のあおり文句からするとラブコメものかと思いそうになるけど、それほどラブコメな要素はなくて、主人公がヒロインと出会ってちょっとした事件に巻き込まれておしまいといった感じ。神を名乗る存在が他にも出てきてハデなバトルを繰り広げるわけでもなく、ミステリアスな事件の真相を究明しようと知恵をふりしぼるわけでもなく、主人公とヒロインの甘い恋愛模様が描かれるわけでもなく、もの凄い地味。ただ、実際の人物をモデルにしたという博物館の館長は、味のある魅力的な登場人物で良かった。
つぐもも 1 (1) (アクションコミックス) (アクションコミックス)つぐもも 1 (1) (アクションコミックス) (アクションコミックス)
浜田 よしかづ
双葉社 2008-06-28

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 一也の前に母の形見の「桜の帯」の付喪神であるという美少女が現れて……というストーリー。ひとに害をなす付喪神とのバトルあり、ラブコメあり、微エロ要素ありな作品。どこかで見たような絵柄だと思ったら、作者は新ソード・ワールドRPGリプレイ集へっぽこシリーズのイラストや漫画版を担当されていた方ですな。

 まあ、ごく無難にまとまった妖怪(付喪神だけど)バトルものといった印象。特に突出して何が優れているというわけでもないけど、そこそこ楽しめた。
スクランブル・ウィザード (HJ文庫 す 3-1-1)スクランブル・ウィザード (HJ文庫 す 3-1-1)
かぼちゃ
ホビージャパン 2008-07-01

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 第2回ノベルジャパン大賞大賞受賞作。魔法を使える人間が存在する現代日本が舞台。戦闘が専門だったはずの主人公・十郎はとある理由で魔法士を育てる教師をすることになる。無愛想で協調性のない十郎は教師としての役割になじめなかったが、そんな中、テロ組織が学校を襲撃してきて……というストーリー。まあ魔法アクションものですな。あと主人公が二十歳くらい、ヒロインが小学生高学年という年の差カップルものであるというのも見どころのひとつ(笑)

 上記のとおり表紙にも出ているヒロインは実は小学生。発売されるまでてっきり女子高校生ぐらいだと思ってたひとは少なくないかと(笑) でもまあ、魅力的なヒロインで良かった。ライトノベルのヒロインというとやたらと暴力的だったり、突飛な性格だったりして、実際そういうヒロインも嫌いじゃないのだけど、たまにはこういうある程度常識的な態度で、おとなしくて、でもちょっと内面的なところや茶目っ気もある純心なヒロインもいいものですな。

 主人公の十郎も最初はあまりに協調性がなさ過ぎて反抗期のガキみたいに見えたのが少々がっかりだったけど、口は悪いながら生徒のことを気にかけている様子が見えてくると好感が持てた。敵側のテロリストや脇役その一にしか見えなかった同僚の教師にも読みごたえのあるドラマが用意されていたのも良かった。

 突出してこれが優れているというものはないけど、素直に楽しめた作品だった。続きが出せそうな伏線もあったし、次にも期待。
(以下ネタバレ感想)
でじぱら 3(3) (電撃コミックス)でじぱら 3(3) (電撃コミックス)
高木 信孝
アスキー・メディアワークス 2008-06-27

 家電(主にAV(オーディオ・ビジュアル)機器)にあまりくわしくない主人公と、家電大好きっ娘な三人の女子大生+家電の精霊(?)のゼータが家電についてあれこれ語る作品。一言でわかりやすくいうと「萌える家電」。各話の扉絵が毎回(たまに違うときもあるけど)三人の女子大生の下着姿や水着姿のサービスショットであるのも特徴のひとつ。第21話「今時のラジカセは!?」〜第30話「さらばHD DVD!」収録。

 あまりそっち方面にくわしくもなく熱心な興味もない身からすると、あいかわらずネタが専門的すぎて作中で一番知識がないという主人公のレベルにすらついていけません……。こうして考えてみると、こういうマニアックな知識にも対応しなければならない家電販売店の店員さんって大変だなあ。